第六話 王宮の戦い1
中国大陸 軍事本部
「呂布ちゃん裏切っちゃたよーどーすりにゃん。どーするニャーん」
ハーン将軍は王室内を右往左往していた。
「関羽の謹慎をといていただきたいのですが」
孔明は将軍に進言した。
「早く呼び戻すにゃー、一大事ですにゃー」
(指揮官が有能で余計な支持さえしなければ勝てたのだ)
「何で、勝てないにゃー、誰が誰が責任とるにゃーどうするにゃー
どうするにゃー」
「落ち着いください将軍。この宮殿で迎えうつ。籠城戦が
よろしいかと。」
「この城で戦うですかにゃー、城内に攻め込まれたら
逃げ道ないですにゃーどうするですニャー」
「我々も命を懸けて戦わなければ兵士たちに示しがつきません。
「そうですにゃーマロはアメリカへ旅行してくる。」
「その間に私が火星軍を全滅させろと。」
「全権をおみゃいに預けたにゃー。おい旅行の準備をせい!」
ハーン将軍は王室を後にした。
「聞いたか!ハーン将軍は全権を孔明に預けた。マグナム、ラストエンペラーを
整備しておけ!」
孔明専用機 アーマドマグナム
機体名
【ラストエンペラー(試作型)】
巨大なマグナム。口からメガビーム砲を発射。
全てのものを破壊。消し去る。
1度発射すると充填するまで5分ほどかかる。
(私に歯向かうもの、裏切るもの、全て消し飛ばしてくれる)
(実験機、ラストエンペラー機体はどれほど耐えられるか?)
整備士は急いで準備を始めた。
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地球軍1000万人
火星軍700万人
ハーン将軍から全権力を委任された孔明は最終防衛のため
マグナム、ラストエンペラーを王室ないの中庭中央に砲台として
設置。左に関羽のマグナム青龍 右に曹操のマグナム黒龍を配置した。
「青龍刀野郎でてくるな。」
「アルティメット、うまくいけばいいけど。」
「死ぬ時は死にまーす。BYEBYEディックちゃーん」
ドミノ曹長の横には呂布大将がいる。
「呂布殿、頼みますぞ」
「曹操殺す・・・」
ドンドンドンドンドン
太鼓の音とともに火星軍のアーマドコア部隊が正門めがけて突進した。
城の門を破るため、巨大な砲台を設置しようとしていた。
その時、ーーー
正門が自ら、開き、ラストエンペラーの口からメガビーム砲が
発射された。
火星兵士「ひ、光光が迫ってうわぁああああー」
正門から一直線上に黒こげになったアーマドコアの残骸が
そして、門は閉じられた。
「正門の突破は無理だ!左右の門から攻めろ!」
ドミノ曹長は叫んだ。
戦いの幕は開いた。
多くの兵士の焼け焦げた匂いとともに