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ファンタジーワールドにSFが落ちて来た!  作者: タカハシあん
第3章

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第43話 どこぞの主人公だよ!

「うむ」

 

 そう頷くと、風が起こり、次の瞬間には試し鎧が切断されていた。ふぁわ?


「……まったく見えなかった……」


 動いたとことも斬ったところまったく見えなかった。これがS級な冒険者かよ! 人の出せる動きじゃないよ! そりゃロボットの腕も斬れるわけだよ!


「まあまあだな」


 そりゃあんな動きをされたらどんな剣もまあまあになるわ。魔剣じゃなければ耐えられないのも理解出来るわ。てか、こんなに強いと敵っているものなの……?


「それ以上の剣を手に入れようとするなら王都に帰ることだね」


 王都にあるかどうかも知らないけどさ。


「どうする? 巨石獣も見失っちゃったし」


 仲間の一人、弓を担いだ女性がライアスさんに尋ねた。この人もこの人で強そうだ。その弓、魔弓じゃね?


「ちなみに打ち直すとしたら何日くらいかかるんだ?」


「刃こぼれもそんなんじゃないし、五日くらいかな? 鞘はわからないよ。専門外なんでね」


 やってやれないこともないが、少なくともさらに五日は掛かると思う。


「いや、金属製の鞘なら一日も掛かんないかな? 魔石があるなら強度上昇の魔法を付けてあげれるよ。その剣も強度強化の魔法が籠められたものだからね」


 永遠に効果があるものではないが、剣自体が永遠なものではない。日々のメンテナンスは必要だ。強度強化魔法もそのときに掛け直しているのだ。


「どのくらいの強度になるんだ?」


「魔石次第だけど、弱いならそれなりに。強いなら一撃必殺、な感じには出来るよ。リオルームくらいの魔石なら巨石獣相手でも歯こぼれはさせないね」


 ライアスさんの腕なら、って条件はあるけど。


「この魔石ならどうだ?」


 収納の鞄から真っ黒の魔石を取り出した。なんじゃこりゃ?


 サイズはゴルフボールくらいだが、秘めた魔力はリオルームの比ではない。いや、比べるのもおこがましいものだ。


「なにこれ? 尋常じゃない魔力を感じるんだけど! 素手で触っちゃダメなものだよね!」


 慌てて金床に置いた。


 ボクの魔力でもヤベーものだ。並みの相手なら魔力に焼かれているところだよ!


「黒竜の魔石だ」


「はぁ? こ、黒竜!? あんなものまで倒してたの?! 国を一つ滅ぼしたってヤツじゃん!!」


 あんたら勇者か! ロ○の子孫か? どこぞの主人公だよ!


「……とんでもない連中なのは見てわかったけど、想像以上だよ……」


 ボクはどんな物語に関わってんだよ? なんか怖くなってきたわ!


「それを触れるのだから君も只者でないな」


「只者だったらどうするつもりだったんだよ! 下手したら手を失ってたよ!」


「そうでないとわかったから渡した」


 ヤベー! こいつヤベーよ! 確信犯だよ! S級な冒険者になると頭のネジが緩むのかよ! サイコパスがっ!

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