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終末世界、AIと生きる  作者: 雛月 みしろ
1章:”シエスタ”
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2053年9月17日(水) 天気:雨

 2053年9月17日(水) 天気:雨

南a-5地区の十字路のカメラの交換を実施

南a-3地区の工場跡の調査を開始

驚くことに南a-3地区の工場跡はまだ生きていた。工場の管理AI“シエスタ”が生きていたからだろう。“シエスタ”のおかけで車を確保できそうだ。これで外の情報を入手していなくても調査に出かけることができそう。“ルシエラ”と“シエスタ”の部品を確保もできるかもしれない。“シエスタ”の情報によれば静岡に工場があるらしい。次の目標はこの静岡の工場に行くこと。明日は遠出をする準備を進めよう。


“シエスタ”のおかげで行動範囲が大きく広げられる。“ルシエラ”の部品も確保できそう。それにもしかしたら他の生存者に会えるかもしれない。静岡付近にはいなくても名古屋や大阪、仙台までに行けばいるかもしれない。今までは安全的にも食料的にも体力的にも遠くには行けなかったけど、車が確保できれば解決できる。10年目にして初めて大きな進捗がありそう。そんなことを考えながら私は眠りについた。

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