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終末世界、AIと生きる  作者: 雛月 みしろ
1章:”シエスタ”
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9月17日:朝

 昨日から雨は降り続けているけど小雨みたい。これなら外に探索に行けるかな。だけど今日は遠くまで行くのはやめよう。私はベッドから降りて準備を始める。

「“ルシエラ”おはよう。今日は外に出ようと思うけど何か変化あった?」

『“ユラ”おはようございます。南a-5地区の十字路に設置されているカメラとの接続が切れました。直前の映像では不審な点はなかったので老朽化による故障だと思われます。可能であれば交換をお願いします』

カメラの故障か。定点カメラとは言え貴重な情報源だ。修理しよう。それに南a-5地区の付近はかつて工場地帯だったから“ルシエラ”の部品も見つかるかも。

「わかった。今日は南a-5地区のカメラの修理をしてから付近の探索をするね」

『わかりました。お気をつけて』

“ルシエラ”との会話を終えて、修理するための道具を用意するために物置部屋に向かう。部屋に着き、工具箱から必要そうな工具を鞄に忘れ物がないように確認しながら移していく。鞄が一つ増えたけど仕方がない。……よし、忘れ物もなし。

「いってきます」

誰もいない空間にそう言い外に出た。

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