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終末世界、AIと生きる  作者: 雛月 みしろ
1章:”シエスタ”
13/14

拠点→静岡:沼津

 拠点→静岡:沼津付近

御殿場を抜けて、沼津ということに来たらしい。再び海が見えてきた。そろそろ休憩をしようかな。また適当に車を止めて海に近づく。ここは砂ではなくて砂利みたい。ここまで誰とも会わなかったな。本当に他の生存者はいるのかな。それに犬や猫といった動物も見かけていない。もしかしたら私以外はいなくなったのかもしれない。はぁ、ネガティブになってしまいそう。……まだ探していない場所の方が多い。まだ希望はある。私は今まで自分の拠点の近くしか探索をしてこなかったからたまたま私の近くにいなかっただけからもしれない。この世界が終末を迎えてから10年。どれくらいの人が生き残っているんだろう。食料や薬も無限にあるわけではない。他に生存者がいてもそんなに多くないだろう。いつか他の生存者に会えると信じて根気強く探し続けるしかない。


車に戻り運転席ではなく助手席に座り、窓を開けてくつろいでいる。あの日から今まではできなかったお気に入りの過ごし方。今の時間はたしか14時を過ぎていたはず。あまり休憩をしていると到着が遅れてしまう。日没前には到着したいからそろそろ出発しようかな。

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