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僕は滅亡を望んでいたのかもしれない

未来

作者: 今井 樹流
掲載日:2024/11/08


空からは死の雨が降ってくるよ

地上にあるものを溶かし去る位の雨が

海には我々の友もいなくなった

海豚たちは知っていたのだろうか

滅びゆく運命を


大地は怒りの炎を噴き上げて

我ら人類を怯えさす


「最後の日は近い」と叫ぶ者がいる

私は叫び返す

「私はまだ生きている」と


「選ばれし者は救われる」と説教する者がいる

私は彼に言う

「神はすべてを見ておられる」と


夜も昼もなく

全てを壊滅させる神の力の前に

なんと人類の無力なことか


愛する者が去り

嘆き悲しみの時さえ与えられず

ただ自分の死を待っている人々


暴徒と化す群れ

本性を曝け出す者たち

強奪、強姦、殺人、食人

タブーなど存在しなくなった


神は見放したのか

我ら人類を

愚かなこの人類を

悪しき者たちとして葬り去ろうと言うのか


その中にあっても

たじろがない者たちがいる


神はそれを知るはずだ

我が身燃え尽きようとも


たとえ滅びの運命にあっても

最後の光を信じる者たちがいることを

お読み下さりありがとうございました。

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