42.マシンガンジャブ的な
2時間後、太陽がほぼ真上に昇る。そろそろ昼食にしようと母さんが言った。
「良く頑張ったわねヒューちゃん。」
「お疲れ様、ヒューレン。」
「あ、ありがとうございます…。」
体力はそこまで消費していないが、足と二の腕がパンパンだ。これはちょっとストレッチしなきゃならないな。
なにはともあれ昼食を取ることが先決なので3人で先生の家に入る。
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昼食を採った後、足と腕をほぐした僕は外に出た。僕と先生より少し早く食べ終わった母さんが外に出たので何をしているのか見に行きたかったのだ。
玄関を出て辺りを見渡すと、母さんは朝の訓練の時の定位置にいた。周囲に光が灯っているところを見るに、精霊術の練習をしていたようだ。
「母さん。」
「あらヒューちゃん、どうしたの?」
「いや、何となく来てみたくなっただけだよ。それ、精霊術?」
「ん?あ、そう、暇つぶしに精霊術の練習でもしよっかなと思ってね。」
「ふ〜ん。」
母さんの周りを光が包む、それを見てるだけでも僕には暇つぶしになる。
ポヨンッ、ポヨンッ
「おお、ルナ!」
僕の声に反応して、ルナが体を小刻みに震わせ、僕のもとにダッシュ(実際はものすごいスピードで飛び跳ねて移動している)でやって来た。試しに手で器の形を作ってやると大ジャンプで手のひらにすっぽり収まった。
「あら、もうヒューちゃんにベッタリじゃないの。可愛いわね///」
「だってよルナ、嬉しいね〜。」
ルナを撫でてやると少し赤くなって身をよじった。かわよ///
赤みが引くとルナは触手を伸ばして僕の体をつついた。
「どうしたルナ?」
ルナはジェスチャーで何とか僕に要求を伝える。なんか小さな触手を2本出してパンチのような動作をしている。もしかして、
「ルナも僕が朝にやってた訓練をやってみたいとか?」
少し体を曲げて頷くような動作をする。
「よし、わかった。母さん。」
「ふふ、わかってるわ、朝みたいに火の玉を出せばいいのよね。ほら!」
空中にロウソクの火くらいの火の玉が浮かぶ。しかし、ルナはこれを使って何をすると言うのだろう?
ルナはおもむろに触手を伸ばす。そして触手の先端を火の玉の一つに向けた。
ビュオオンッ!
ルナが触手を動かすと空気の音がした。そして、ルナの触手は目にも止まらぬスピードで火の玉を貫いたのだった。
そして伸ばした触手を戻したと思いきや、次は複数の触手を一斉に動かし、火の玉を貫く。
「え、ええ〜」
若干困惑しながら火の玉を増やすが、ルナは片っ端から貫いていく。超リーチが長いジャブ、なんか自分で何を言ってるか分かんなくなってきたな…。
ジャブというより…そうだな、マシンガンのように火の玉を貫いていった。その様子を見て、なんかルナに負けた気がした僕であった。
皆さんこんにちは、迷子です。
修行パートに入ってしまった本作ですが、【SLIME MASTER】というタイトルなのに最初にスローパートがガッツリ入り込んでしまってタイトル詐欺になってしまっています。
そろそろ無双パート入れなきゃ堂々と小説書けないし、バトルシーンのクオリティーも上げなければなりません。なので修行パートは飛び飛びで書かせて頂きますのでよろしくお願いします。
私の小説が面白いと思った方、よろしければ高評価、ブックマークよろしくお願いします。




