22.クレブスキュルム
22.クレブスキュルム
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休まる隙もなく、背後から別のラージ・ボアが迫ってくるが…
「問題はない、『エレメンタルバースト』!」
ユバトスの風圧で飛び上がり宙返りをする。突進されるスレスレで回避、そして同時に爆風を浴びせる。先程のラージ・ボアと同じく地面をズリ滑り、間もなく絶命した。
他のラージ・ボアに目をやると全速力で逃亡を開始していた。
「さっきのラージ・ボアを犠牲にして逃げ延びようと判断したわけか、やはり一際賢いユニーク個体というわけだ。
ただし、君は一つ重大なミスを犯している。それは…」
僕は口元に笑みを浮かべる。
「僕にケンカを売ったことだよ!
逃がしはしない。一匹残らず僕の研究の糧となってもらう。
『クレブスキュルム(光速閃撃)』!」
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クレブスキュルム
光属性上級魔法。敵一軍を殲滅するために作られた魔法。
光属性魔法のため使える者は限られており、自然のエネルギーを生成すると基本属性魔法と違い、超自然的なエネルギーを用いるこの魔法は100%の確率で息の根を止めることが出来た。
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空に向かって右手を突き出す。白く輝く魔法陣が現れ、そこから光の玉が空に向かって飛び出した。
光の玉は間もなく見えなくなったが瞬間、空で光の玉が爆発したようだった。真っ白な光が視界を遮る。まるで、光がその他全てのものを飲み込んでしまうように。しかし普通の爆発ではなく衝撃も無ければ爆音も聞こえない。
光の玉は爆発した直後、爆発の火の玉の表面に突起のようなものが現れたかと思えば、瞬く間に突起は伸び、
閃光の如くスピードで地上に向かって伸び、ラージ・ボアの群れを、一頭たりとも残らず、一瞬で串刺しにした。
光のスピードでラージ・ボアを貫く様はまるで天より召された光の槍のようにも見えた。
事実、魔法発動からラージ・ボア全滅まで1秒もかからなかった。
ラージ・ボアが串刺しになった直後、少し遅れて爆風が吹き荒んだ。爆風が収まるとそこに光の槍など無かった。
これが光属性上級魔法の力、術者が敵と認識したモノを半径数キロの単位で一瞬にして殲滅させる魔法。
だがこれはこの国屈指、いや、世界最高の大魔術師『マギー・フォーアライター』の実力のほんの一端に過ぎないのである。
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《ヒューレンSide》
先生の戦いぶりを見ているとどうやら僕の心配は杞憂だったようだと悟った。
というか、あんな戦いぶりを見せるものだからラージ・ボアがかわいそうに感じられてきたのは僕だけではないだろう。
これにてバトルシーン終了ですね。人生初のバトルシーンですのでクオリティはかなり低く、読みにくかったと思います。
よろしければどの点がマズかったか、どうすれば上手く書けるのか、アドバイスを頂ければ嬉しいです。




