21.少し、本気を出そうかな!2
このラージ・ボアの戦闘は集団で行う。群れの1体がまず敵に突進し、あらかじめ2番手に突進すると決めていた個体が相手が避けた先の着地地点を予想して突進。
予測の精度の高さも相まって、必要最低限の動きで回避しなければ冗談抜きで瞬殺される攻撃となっている、
1番手の突進をしのいでも2番手のラージ・ボアが既に迫っているためもちろん、攻撃に移る隙など微塵もありはしない。なら…
『攻撃を避けなければいい。』
敵の突進をひとまず避ける。案の定、僕の方に別のラージ・ボアが突進してきたのでそいつを狙う。
『攻撃を避けなければいい。』つまり、『カウンター』を行う。
「『テストゥード(障壁)』」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
❲テストゥード❳
魔素によって半透明の壁の様な物を生成する。詠唱中に生成する壁を思い浮かべればイメージした厚さ、高さ、幅に調整できる。盾代わりに使われる事が多い。
足場や妨害に使われることもしばしば。
誰でも容易に習得できるため『初級魔法』である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
敵の進行方向に対して斜め15°程傾けた障壁を張り、相手の進行方向をズラす。テストゥードの障壁は半透明なためただでさえ視認しにくい。
ましてや、それが時速80km程の速さで突っ込んでくる敵に見つかる可能性など0に等しいだろう。
何故相手の進行方向をズラす必要があったのか。それはもしカウンターが成功しなかった場合、『自分の速度+相手の速度』に比例した衝撃を正面から受けることになるからである。
進行方向が傾いたラージ・ボアの懐に潜り込み、額に手を当てる。
「『テストゥード(障壁)』『エレメンタルバースト(魔素爆散)』!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エレメンタルバースト
マギー・フォーアライターによってメカニズムが証明された自然現象。
魔素が一箇所に集中しすぎると自身の引力によって圧縮され爆発し、膨大な魔力を放出する。
近年までその存在を書き記した書物はあるもののそれが発生する事例は確認できなかった。
マギー博士の実験によって体内魔力を一気に放出することで人為的に発生させられることが判明した。
攻撃に用いる際は障壁を張らなければ『爆死する。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
瞬間、ラージ・ボアの頭が消滅し、20m程ずり滑って既に爆散した顔面から岩に激突し、ラージ・ボアは絶命した。
皆さんこんにちは、迷子です!
突然の10話投稿失礼しました。スラマス連載開始から2ヶ月が経過しましたが、未だ本作は20話しか投稿出来ていません。おまけに1話の文字数はかなり少なめですのでストーリーの進度はかなり遅い。
しかしデジタル・デバイドの僕にこれ以上の一週間の投稿回数の増加は難題です(もはや苦行)。なので定期的に書き溜めしたネタを一気に解放することでその代案としたいと思います。
容量が悪く、申し訳ありません(―_―;)。ですが、どうかご理解頂けたら幸いです。土曜の投稿も10話同時に投稿しようと思います。今後とも本作品【SLIME MASTER】をよろしくお願いします!
長文失礼しました、あっ、あとよろしければ『高評価』、『ブックマーク』よろしくお願いします!




