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1.見知らぬ世界と誰かの記憶1

挿絵(By みてみん)

「ここは・・・、どこだ。」


 まぶたの裏に光を感じたので目を開けてみたが、僕は今全く見覚えのない場所にいるみたいだ。

 ただ、僕がいた場所から『果てしなく遠い』予感がして、漠然とした、しかしとても強い不安が僕に襲いかかった。


 僕は今、何故ここにいるのか・・・


 記憶をたどってみても、ここに来る直前の記憶が喪失しておりその答えは見つからない。


 この不安を紛らわすように、僕は辺りを物色して情報を収集してみることにしよう。


 まず、この家の建築様式、『木造で西洋風の造りだ。外国に来たと錯覚しそうだ。』

 そして、僕がいるこの部屋はベッドと机以外の家具が見当たらないので、寝室だと思う。


 窓を覗いてみた。太陽が高く登っていてもうそろそろ『昼になる時間帯』だ。そして僕の今の身体は8歳くらいの子供みたいだ。


 これらの情報をもとに、今の状況を考察してみた。


 僕が目覚めたとき、ベッドの上で仰向けになっていた。

 彼は時刻が昼頃に差し掛かかったにも関わらず寝ていた。

 親がこの年の子に早起きをさせない訳がなく、また子供のことを忘れる親がいるとも考えられない。


 なら残る可能性は1つ、この子が『何らかの病に犯されている』ということだ。


 ただ・・・、僕は今、全く『体に不調を感じない』のだ。そのため、僕はひどく混乱している。


 ・・・何でだ?


 あぁぁ・・・。 意味わからん。


 やめだ、頭が痛くなって来た。これ以上考えても何も分からんだろう。


 ということで、もう少し部屋の中を調べてみた。・・・すると、


「・・・ん?これ鏡か?」


 机の引き出しを開けると、手鏡が入っていた。


 丁度いい、自分の現在の容姿を見てみたかったんだ。


 早速、鏡を覗き込んだ僕からは咄嗟に声が出た。


「えぇ・・・(困惑)」


 瓜二つだったのだ、僕の前の姿と。

唯一違う点といえば、髪色が違うところぐらいで、まさに僕の生き写しだった。


 しばらく困惑したまま立ち尽くしていると突然、意識が朦朧として机に手をついた。


 そのまま床にへたり込んでしまい、床に手をついた。


「っ痛!」


 刹那、頭に激しい痛みが走った。神経に負担がかかったようだ。


 そして僕の意識は、プツリと途絶えた・・・



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 ・・・何だか頭がフワフワする。重力から開放されたような感覚だ。


 気づいたら僕は360度何も無い暗闇にいた。だが何となく、自分が夢を見ていることがわかる。


 しばらく暗闇を彷徨っていると突然、眼前にテレビモニターのような形で映像が写し出された。

 皆さんこんにちは、作者の迷子です。今回小説を書くにあたって皆さんにいくつかお願いがあります。


・小説の更新ペースは不定期です。しかし、週2話以上のペースで更新します。

・作者は執筆経験が薄いので、ストーリー運び、言葉運び等についてアドバイスを頂けると幸いです。

・誤字、わかりにくい内容があればご報告お願いします。


 私はより良い小説を皆様に読んでいただきたいと思っています。そのために上記の事へのご協力をお願いします。

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