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17.ピクニックに行こう!1

 それからは一週間体に魔力を流され続け、吐いて吐いて吐きまくった。そして何だか少し吐物の味がすると錯覚するようになった昨日は練習をしなかった。


 そして今日この良き日、僕は先生と出かける。魔石を取りに行くついでにピクニックということになった。


 体調は至極良好!、昨日の練習を休みにしてくれた先生に感謝だ。


「行くよヒューレン君。」


「はぁ〜い!」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 因みにピクニックの場所だが、街を出て少ししたところの丘の上だ。そこでピクニックをすするついでに寄ってきた魔物を殺って魔石を集めるらしい。


 『あれ?、魔石とピクニックの価値逆転してね!?』っと思ったので指摘してみたら先生は白状してくれた。


「いや〜なんかさ、こう、いつも凄いちゃんとしてる子供ってはしゃいだりするのかな〜?っなんて思ってね。」


「結局探究心第一じゃないですか。その『とどまるところを知らない探究心』尊敬に値しますね!」


「ん?、今皮肉を言われた気がしたのだが僕の勘違いかな?」


 えぇ言ってますよ間違いなく。でも、散々僕をおちょくっておいて皮肉の一つも吐くなと言うのは無理があるでしょ。


 という感じで先生と雑談しつつ目的地に向かう。この街は基本的に農村の集合だが市場がある街の中心は賑やかである。そこでピクニックのランチやら何やらを調達していく。


 中心街は商店が建ち並んでいて飲食店、八百屋、市場、服飾店など様々な店が構えている。そして数は少ないが魚市場もあるようだ。


 というのも、最近この辺りを治める辺境伯が頑張っているらしい。有り難い話だ。


 そしてある程度買い物を済ませた先生と僕はいよいよ外に向かう。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「いやぁ、着いた〜!」


 目的地に到着、街からは1時間くらい歩いたと思う。


 そこはとても広い草原に少し盛り上がったような丘があり、丘の中央には少し大きめの葉が青々と生い茂った木が生えていた。


 そして丘の上に登ると平原が町の四方を取り囲んでいるようになっていることに気づいた。そして草原のの更に外縁を森林が取り囲んでおり、東の方角には高い山が見えた。2000m級の山脈が連なっている。


 そしてその更に向こうでキラキラ光っているものが見える。あれは恐らく海だろう。

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