10.母と息子と異界人2
記念すべき10話目!今までありがとう、そしてこれからもよろしく!
そしてご報告、ついに、ブックマーク1件目いただきました!有難うございます。
当作は現在「ブックマーク100件」を目標に掲げております。よろしければ高評価、ブックマークよろしくお願いします!
それでは【SLIME MASTER】第10話をお楽しみください!
「じゃあ、ヒューレンは、あなたの中にいるのね…」
「そうだと思う…いや、そうに違いない」
「そう、よかったわ。あなたからその言葉が聞けて。」
「僕の言葉を、疑わないの?」
「そうね、さっきは辛く当たってしまって本当にごめんなさい。でも、私ももう186年は生きてるのよ。あなたが善人か悪人かなんて確認するまでもないわ。」
「…へぇ?」
何だか間の抜けた声が出てしまったが当然だろ。どう見ても10代、20代前半ぐらいの顔した女性が186年生きてるって言うんだぞ、驚かないほうが失礼じゃないか。
「ともかく、ヒューレンも、あなたも、私のもとに来たんだからみんな私の息子よ。あぁ、もうふたりともヒューレンか…
愛してるわ、ヒューレン…」
母さんは僕を優しく抱きしめながらそう言った。
「じゃあ、堅苦しい話はここまで。お待ちかねのケーキを食べましょう、ヒューちゃん!」
妙に切り替えが早いわけだ…。
「「いただきまーす!」」
そして、母さんとケーキを美味しくいただきました。因みに、超絶無駄話だけど、僕にエルフの遺伝子は引き継がれてないようで耳は普通だ。
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食後、母さんにあることを頼んでみた。魔法に関することだ。
「母さん、一つ頼みたいことがあるんだけどいいかな?」
「良いわよ、何でも母さんに言いなさい。」
「じゃあ、実はこの3ヶ月間魔法を勉強してたんだけど。もう家の本を全部読み漁ってしまって、実際に魔法を使って見せて欲しいんだ。」
「分かったわ、ただ今日はもう遅いから明日にしましょう。丁度明日は休みだし。」
「分かった、じゃあお休み。」
「はい、お休みなさい。」
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次の日
約束通り、僕は母さんに魔法を見せてもらえる事になったので庭に出た。
「まずは、『火属性初級生活魔法』から。」
「はい。」
「じゃあ、行くわよ『イグニス』!」
『イグニス』・・・確か、ラテン語で『火』という意味だった。これでも正義のヒーローに恋い焦がれたゴリゴリの厨二病だ。ラテン語くらい分かる。
呪文を唱え右手を正面にかざすと、謎の光る文様が浮かび上がり、その瞬間、握り拳大の炎が燃え上がる。流石に日常生活に使う魔法なので飛んだりしないが、それでも僕を驚かせるには充分だった。
握り拳大に燃え上がり、長時間消えない炎なんてまずお目にかかれない。驚愕のあまり炎から目が離せない。
※活動報告にて重大発表があります。是非、覗いてみてください。




