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第二話 ここはどこ?

 一体全体何が起こったのだろう・・・

 朝、飯を食べに行こうとドアを開けるとそこには大自然が広がっていた。

 一度部屋の中に戻り再度開けてみるもやはり無情にも広がる大自然。

 頭に異常が起きているわけでも無ければ、幻覚を見ているわけでもない。

 現実である。

 アニメ・漫画・ゲームは好きなので、こうゆう状況に憧れたりしてた時期はあった。

 だが、いざ自分がその状況に陥ったら恐怖以外の感情は無かった。

 あんなに冷静でいられるキャラクター達が心の底から羨ましい。

 仕方がないので、気持ちが落ち着くまで部屋の中にいることにした。

 少なくともこの部屋だけは、俺にとっての現実だ。

 落ち着いてきたところで状況確認をしていこうと思う。

 ①昨日は普通に部屋で早めに寝てた。②ドアの向こうは木々生い茂る大自然③これからどうしよう

 大体こんな感じかな?とりあえず①、②は今考えても答えは出ないだろう。

 問題は③だ。これからまずどうしようか?ここを拠点に周りを探索するのは当然として助けは来るのか?

 スマホは無情にも圏外であるし、他に連絡手段もない。助けが来る確率は、ほぼ無い・・・いや無いだろう。

 その答えに気が滅入りそうになるものの、考えることをやめた。絶望したら何もできなくなるからだ。

 今何も動き出せなくなれば、ただ死を待つことになる。それだけは勘弁願いたい。

 早速行動を起こそう。まずは食料確認と周りに人がいるかの確認だ。

 一通り辺りを探索した後再び部屋(家)に帰ってきた。

 時間が何時なのかはわからないが、少し肌寒く感じるのでおそらく日が傾いてきたんだろう。

 食料は、とりあえず部屋に置いてあったバームクーヘンの袋が一つ。昨日の飲みかけのコーラが一本だけである。今日は何とか凌げそうだが、明日以降の食料は無い。

 そして最後の頼みの人だが・・・いるわけなかった。

 そんな近くに人がいるなら、この部屋が出現した瞬間に相当びっくりするだろう。

 すぐに警察に通報がいくはずだ。

 とゆうかここはホントに日本なのか?

 なんか微妙に生えている植物が見たことないようなものばっかりなんだが・・・

 人くらいの大きさの花が日本に生息してるなんて、聞いたことないぞ。

 けれども幸いながら川が近くに流れていて助かった。

 飯もない、水もないだと後はひたすら彷徨うしかなかったのでそれを回避できたのはありがたかった。、それに汗でベトベトでせめて体だけでも洗いたい。

 まあ、どのみち今日はこれ以上の探索をするのはまずいだろう。

 暗くなってこれば野生の獣と遭遇する可能性も高くなってくるだろうし。

 明日は今日よりも探索範囲と何か食べれるものを探そう。

 そう決めたのち、汗だくの体を洗うべく川に水浴びに出かけたのだった。




こんばんわ!楽道です。

次回から新しい登場人物を出そうと思っています。

よろしくお願いします。

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