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勇者の仕組み

景色は変わり、俺は床に倒れていた

起き上がると30人くらいこの広い広間にいた

男と女は半々くらいだった

目を覚ますなり、奇声をあげたり、泣いたり、

怒鳴っている奴もいた


全員が目を覚ますと国王らしき者が出てきて

家臣が発言した


「静まれー、王の前だぞ」


静寂とは言わないものの静かにはなった


「ワシはこの国ガーランドの王

 ハッシュ=ガーランドである。

 此度は、勇者召喚に応じていただき感謝する」


挨拶をすると広間を見回し、再度発言する


「この国、いや世界が凶悪な魔王によって

 世界が滅びようとしている

 君たちには魔王を討伐してもらいたい」


あちこちから完成やら、不満だの

声が聞こえて来るが王は続ける


「まず、君たちには何の勇者なのか確認して

 貰いたい」


そうは言ってもどう確認すれば良いのかわからない


「左上の視界の隅っこに自分の名前と役職など

 あるはずじゃ」


王はそういうと俺は確認した


逢坂 透 銃の勇者 Lv 1

HP70/70

MP120/120

SP20/20


「あと、右下にもメニューがあって大抵の機能は

 ついておる」


それも確認できた

それと右足にホルスターに入ったピストルもあった

いつの間に着いたんだ?気がつかなかった


「魔王軍の進行は月1程度じゃ。亜空間から魔物を

 出して攻めて来るのじゃ。だからその時は

 武器の力で君たちを強制的に転移してもらって

 闘う事になる」


面倒だなと思った

また強制労働かよ


「自分の武器からは離れることは出来ないし、

 他の種類の武器の装備はできない

 鎧などは装備できる」


俺は銃以外の武器装備は出来ないという事か


「この世界で死ぬと元の世界に

 帰れるわけではない。なのでこちらから仲間を

 用意した。行きたい勇者の元に行ってもらう

 ようにワシから話した。それと勇者同士組むと

 本来の性能を発揮できないのでしないように」


ヘルプを確認してみるとその通りだった


それから広間の扉から100名近く入ってくる

武器や鎧などを着た人が多かった

男女半々ぐらいだった


各々行きたい勇者のところへ行った


あれ?俺のところには1人も来てないぞー?


「四聖勇者に仲間が集まったな

 まぁ、良い。それでは、

 勇者諸君の活躍を期待しておるぞ」


と言い広間から王様は家臣と

共に出て行ってしまった


従者らしき人が声を上げた


「終わったみたいなので、前の勇者から

 支度金1万コルをもらって、冒険をして下さい」


次々へと勇者とその仲間が支度金を持って

出て行ってしまった


俺は最後に支度金を受け取ったが

俺の時だけ従者?の態度が悪かったな

しかもクスクス笑われているようだった

そんな事を感じたが、俺は王城を後にした

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