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〜小説には向いていない物語〜

思いつきでまた書きました

過去に戻りたいと思ったことはあるだろうか

人類は時代を行き来することをタイムスリップと名付け

今日まで研究、実験を繰り返してきた

先に何が起こるかなどとは、誰にも分かりえないことである

そしてそれは、過去にも同じことが言える。








別に過去にやり残したことなんてない

俺にとっては色々な人に誇れることの一つ

...いや、一つだけある

幼なじみの玲奈はお人好しだった

玲奈は優しかった

玲奈は家庭環境が良くなかった

玲奈は虐待を受けていた

玲奈は

俺は玲奈の親父が嫌いだった

正義感なんて別に誇れるほどなかった

けど、玲奈をどうしても放っておけなかった

ある日俺は玲奈を連れ出し逃げた

自分のことはどうでもよかったことなんて今までなかったのに

けど世界はいつだって一定に進む

玲奈の手を引く俺は横切ろうとしてくる鉄の塊が見えなかった


「!!っ」

ぶつかった衝撃の直後に俺は目を覚ました

見たことも無い建物のベッドで俺は寝ていたらしい

状況が理解出来なかったが直感的にここにいては危険だと思った

「あー起きました?」

声の主はメガネをした細身の若い男だった

「損傷した箇所は復元しておきましたよ完璧にね」

メガネをクイッとあげる

「それにしても若いのにお気の毒でしたね」

メガネの男は変わらず続けるが俺は聞かずにはいられなかった

「あっあの!ここは!?俺は死んだはずじゃ!?あっ玲奈は!?」

聞きたいことが滝のように流れる

「えっとここはー、秘密基地ですよ」

「そんでもってあなたは死にました。ですが僕が直しました。完璧にね」

「それでー玲奈さん?は僕は知りません。会ったこともないので」

メガネの男は簡潔に話した

「?...どういうことですか?」

「まあー説明は今からまとめてしますんでとりあえず移動しましょ」

メガネの男はおれに着いてくるように促し俺はとりあえずついて行くことにした

しばらく歩きメガネの男は扉を開けた

するとそこはとても広く机とイスが整列して並べてあった

俺と同じ服の人が何人か座っていた

メガネの男は前の教卓のような場所に立ち、何か紙を取り出していた

「それじゃあ6番君、適当に座ってください」

「6番?」

よく見ると俺と同じ服の人は胸に番号が書いてあり、いずれも1桁だった

俺が席に座るとメガネの男がボタンを押す

メガネの男の後ろは巨大なモニターになっていてブンっという音と共に画像が写った

「ぇぇーと、はい!皆さんどうも吉川です」

吉川と名乗る男はメガネをクイッとあげた

「回りくどい説明は無駄なので、簡潔に説明します」

「あなた達はお察しの通り1度亡くなっています。ですが、僕が改造を施し修繕しました」

改造?妙な単語に引っかかった

「あのー」

俺と同じ服の人が1人立ち上がった

よく見ると背中に2という文字が書いてある

「はい、なんでしょう」

「あんた達の目的は何?」

2番の人が疑問をぶつけた

吉川は額に手を当てうーんとうなりながら

「まとめて説明するので待っててくださいね」

「なら、早くしろよ」

1番の人がぶっきらぼうに言い放った

「えーとまず僕達はですね、政府の非公認の組織です」

組織?

「今から40年前、2100年に巨大な隕石が地球に落ちたのはご存知だと思います」

「それは決して自然の猛威などではなく、ある者達によるものです」

「それは、誰が...」

「地球外生命体です」

信じたことは無かったがいるのか...?

「彼らは隕石に少数の仲間を潜ませ、地球に着陸する事に成功しました」

「彼らは違う星の高度な知的生命体で、地球に来た理由は分かってないようです」

「ですが、我々に敵意を持っていることは確かなようです」

「そして、近い将来彼らは本性を表し地球を攻撃します」

「なので、皆さんには彼らと戦ってもらおうと思っています」

俺以外の人も驚いたのだろう

「なっ!何言ってんの!?お前!大体なんで俺らがそんなことしなくちゃ

3番の人が喋り終わる前に吉川は告げた

「皆さんはもう戸籍上亡くなっています。もう無くなった命と体を有効活用する、そう考えました」

んな無茶苦茶な...

「でさー、なんでそんなこと分かるの?」

5番の人が質問をした

確かにおかしな話だ、先のことが分かるなんて

「未来から来た僕に教えて貰いました。そんでもって未来に行くこともできます」

吉川はさも当然かのように答えた

「ふっ、まじかよスゲーなそれ」

「み、未来!?」

「ふんっ...」

「ホントなのそれ?」

みんな口々にそう漏らす

「んーまあ実際行けば分かりますよー、この後すぐ出るんで、準備しておいて下さい。完璧にね」

「質問は?何かありますか」

「ちょっと!そもそもどうやって戦うって言うんだよ!」

「あーまあ、それは後(未来)で話しますよ」

「あのー、その、宇宙人?」

「はい、UBと呼んでください」

呼び方なんてあるのか

「その、UBを倒すっていうなら、今この時代じゃダメなんですか?」

気になっていた疑問をぶつけた

「んー簡単に言うとですね、いくら勝手に地球に降ってきたとはいえ、先手を打ってバチコンしてしまえば国際、いや、宇宙問題になるそうです。なので、UBが本性を表し臨戦態勢に入り、完璧に攻撃をしてきたらカウンターで沈めるっていう、そういう作戦です」

まあ、そういう事なのか

「時間が無いのでそろそろ未来に行きますよー」

「空間ごと移動します」

「ポチッとな」

なにか歪んだような感覚がして一瞬で未来と思われる場所になった

かと思ったが特に変わりはない

「はい着きました、10年後の未来です」

10年後か...少し微妙な気もする

建物の外に出ると見たことも無い機械や物ばかりだった

「すっげー!なあおい!なんでこんなハイテクなもんあんだ?」

3番の人は興奮気味になりながらも尋ねた

「ここが人類の文明の頂点といってもいいです。なぜなら、この後UBに全てがにぶち壊されて未来の僕が一か八かで技術と希望をたくしたからです」

「あーちなみにここは京東です」

すごいな、ここまで進化してるなんて

「さて、今からUBのやつらに勝てるように訓練しますよー」

「時間が限られているんでね」

吉川はトコトコ歩き始めた

ついてこいということか

「ちっ、めんどくせぇな」

1番さんはそう言いながらも吉川について行った

2番さんと3番さんは疑いながら、全く喋らない4番さんもついて行った

かなり展開が急だな...

「なぁ、お前なんで死んだの?」

5番さんが聞いてくる

「事故です。幼なじみを助けようとしたんですけど...」

「ふーん、災難なのな」

「5番さんは?どうして亡くなったんですか」

「タメ語でいーぜぇ、歳近いと思うし。俺18」

「あっ同じだ」

「ちなみに俺は...たぶんケンカかなー、まあよろしく」

「う、うんよろしく」

「よし、じゃあ俺らも行くかー」

「あ、うん...」



「優太?」

聞き覚えのある声に思わず立ち止まる


俺は覚悟はしていたが、準備は出来ていなかった










体が動かない...

俺は負けたのか...

くそっ!完全に壊れてる...

胸ぐらを掴まれる

俺ここで死ぬのか...

すると相手はゴキっという音と共にぶっ飛んだ

なんだ...?

すると見覚えある顔の人物が立っていた


「やぁ、兄さん久しぶり」



続くかもしれない

飽きてきました。気が向いたらまた書きます

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