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あとがき

 「未熟な勇者見習いと三人の魔王」をお読み頂き、誠にありがとうございます。

 無事完結することが出来ました。


 さて、一つ疑問にお思いのところ、タイトルにある『未熟』と『見習い』の個所から説明しようと思います。

 気付いている方にはいるかもしれませんが、『未熟』とは主人公であるシュウの精神的な物を指しています。十三歳ということもあり、考えや気持ちが定まらず、ブレてしまう。そのことを出すための単語です。考えようによっては、『魔法を使えない勇者』も入るかもしれません。が、作者である自分が考えているのは先に述べた方です。『見習い』については勇者の方を指しているので、説明はいらないですね。



 次はこの作品のテーマについてです。

 テーマとしては『なんで魔王になったのか? なんで魔王は悪役として生きるのか?』と考えています。

 最初は「『勇者たち対魔王』より、『魔王対魔王』にしたら面白くないか?」という安直な考えだったんですが、考えていく内に『なんで魔王になったのか?』という原点に辿り着きました。その結果の過去編です。出してはいないですが、魔王の中には純粋に「世界征服がしたい」と思っている奴もいるかもしれませんが、それでは『魔王対魔王』になりそうになかったので、もう一つの可能性『絶望』が出ました。



 その過去編を語る前に一言。


 本当にすいませんでした。


 を読んでくださった皆様に送ります。

 出し惜しみせずに全力で書いた結果、あんな話になりました。クサビの過去については書いていて、作者である自分でさえ気持ち悪くなりかけたので、読んでくださった方の中にも同じような感情を持ってくださった方がいるかもしれません。

 そのための謝罪です。

 しかし、これを書いたことで少しだけ魔王としての辛さが浮き彫りになったのかもしれません。平和を望みつつも、自らでは平和を導き出すことが出来ない。だからこそ、勇者として倒されることを望んだ。それを分かった状態で倒されるというのも悲しいような気もしますが、シュウの世界にいる魔王との差別化するための決断だったりします。

 ですが、それのおかげでシュウの優柔不断ぶりが強調される結果になったのかもしれません。ブレまくりで、今後どうなるかも分かりませんが……。

 それ以前にシュウがどういう答えに辿り着き、どうやってアザスを倒すのかも考えていない、そんな状態です。たぶんですが、倒すと思います。宿命ですから。



 これであとがきも終わります。

 補足も兼ねる意味合いであとがきを別に書きました。

 現在次の作品の構想を練っています。

 近いうちにアップします。

 よろしければ、次の作品もよろしくお願いいたします。



 ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!


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