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28 猫探し、ふたたび

 真っ暗な部屋に明かりをつける。

 テーブルに置かれたメモをみて、進一は頭をかきながら冷蔵庫のなかを確認する。


 今日もプータローはこなかった。


 心が折れたあとも、プータローの追跡は続けている。

 あれからプータローがバスに乗り込んだ様子はなく、運転手に尋ねてみたが、バスを利用する猫の話は聞いたことがないという。進一の常識的な能力はもとより、文恵の非常識な能力でも捕らえきれないプータローの逃走力に、進一は打ち負かされたままでいる。

 活路が見出せず、様子見の態度をとる進一ではおもしろくないのだろう。

 かつてのような苦労はなく、駅周辺まで、プータローを見送るような形がつづいている。


 また少し、プータローの訪問は減った。


 文恵が作っておいた麻婆豆腐を食べ終わり、進一はテレビのうえの時計をながめた。

 理香が恋しい。

 心が折れたあの夜も、一人で時計をながめていた。「猫にやられたから慰めて欲しいって、どれだけ情けないんだよ」頭をかきながら小さく笑っていた。理香に会うことを願い、携帯電話を手にした。理香のメールを期待して、それまで理香のメールを待っていなかったことに、後になって気がついた。


 半日デートで理香に会えて、翌日にはプータローの追跡がはじまっている。いいように振り回される日々を過ごしてきた。目の前の猫を追いかけることに必死で、以前ほど、理香のことを考えていなかったのは確かだ。振り返ってみれば、理香に会えない寂しさもなかった。


 いつものように時計をながめて、いつものようにメールを確認する。

 理香に会いたい。

 弱った心が寂しさを思い出した。

 このまま会っていいのかさえ、わからないでいるのに。


 後ろめたさを抱えたまま、どんな顔をして理香に会えるだろう。理香に会う自信がない。

 舞台役者として生きる理香にとって、自分が邪魔な存在だと考えたこともある。それでも理香を手放すことはできなかった。理香に望まれているのなら、別れなくてもいいと思ってきた。ここにきて今度は、望まれる資格があるのかを考えないといけないらしい。


 理香のメールが見つからず、進一は溜め息をつく。これでいいと思っても空しいだけだった。心が弱って理香を求めて、さらに心が弱ってしまう。理香がいっそう恋しくなる。

「裏切ったつもりはないんだけどなぁ」

 説明するのは難しい。不自然な生活がはじまった理由も、その生活が続いている理由も。

 ニタリと笑うキャラメル色の猫が脳裏に浮かび、進一は弱気な考えを振り払う。

「追いつめるはずが、逆に追い込まれている」

 もはやまっとうな猫だとは思いたくもないが、プータローには勝たねばならない。

「このままで、理香にどんな説明ができる? 彼女のこともそうだが、プータロー自体がややこしい」

 黙っていればいいとも思うが、後ろ暗いことを抱えたままで平気なほど、都合のいい性格はしていない。隠しきれるほど強くもない。態度にあらわれる不自然さを問われたら、黙っていられるとも思えない。


 進一は深々と溜め息をついた。

 ほのかにニンニクの匂いがする。お腹にやさしい、刺激をひかえた麻婆豆腐。嬉々としてプータローと戯れる、文恵の姿が思い出された。

 絶好調にしかみえない、猫好きの後輩。

 目的のひとつは果たせている。あくまでも、いまのところは。


 一番やっかいなのは、プータローの姿が消えること。物陰に隠れたと思ったら、もう姿が見えない。しばらくすると、まったく別の場所を歩いていたりする。一体どうやって逃げているのか。あれはもう、本当に姿を消しているとしか思えないが、誰一人として猫が消える瞬間を目撃してはいない。駅周辺ならば何人も歩いている。あたりを見回す人間たちを不審がる人はいても、猫が消えて驚いている人はいない。


「ごちそうさま」

 進一は文恵にメールを送った。送って一分も過ぎないうちに、文恵のメールを受けとった。






 文恵に猫探しの依頼が舞い込んだ。

 なんとか立ち直ろうとする心がリハビリを求めていたらしい。まっとうな猫を相手にしたくなり、進一は猫探しの参加を決める。遠慮する文恵が断わるまえに早紀が動き、「プロジェクト解呪」が発動。恩返しだ気分転換だとたたみ込まれ、八代の参加も決定した。


「おひさしぶりねぇ。あら、今回は四人でがんばってくれるの?」

 飼い猫ジェームスを抱きかかえながら、依頼者の代理人、安藤夫人が温かく迎えてくれた。

 今回の失踪猫はジェームスの兄弟猫であるシャム猫のコネリー。

 正式な依頼者は小学三年生の女の子で、安藤夫人の姪っ子にあたる。かわいい姪とコネリーのために、夫人はたっぷりと交通費を用意していたが、それとは関係なく文恵たちのテンションは高い。「おねがいします」と健気に頭をさげる、不安に怯えた女の子がそこにいた。文恵はホロホロと涙を流し、八代は熱くなる目頭を押さえ、早紀は「うちらにまかせとき」と強気で励ます。やれやれと頭をかいていたが、進一にもしっかり火がついていた。


 シャム猫コネリーの捜索がはじまり、文恵はかつてないほどの集中力をみせた。周辺の捜索をするまでもなく、「このあたりじゃないですね」と言って地図を取り出す。文恵はぼんやり地図をながめると、ふいに一人で歩きはじめた。

 早紀が文恵に抱きついて騒いで、男ふたりは顔を見合わす。

「八代さんはどうです。あれを見て、まだ呪われていると思いますか?」

「たしかに西園寺くんが絶好調なのは聞いていたとおりのようだ。だが、プータローとかいう猫の追跡が成就していない点はどうか。俺にはそこがわからんのだ」

「あれはもう考えないほうがいいですよ」

「おいおい、お前まで化け猫だと言うつもりか? 何があったかは知らんが、佐山らしくないぞ」

 おふたりさん、なにしてんの、おいてくでー。

 早紀にうながされて、進一と八代は文恵のあとを追った。


 住宅街を離れて、街中へ向かい四人は歩く。

「しかし、あの泣きっぷりは相変わらずだったなぁ」

「あの子の気持ち、よくわかりますから……でも、八代さんも泣いてましたよね?」

「もらい泣きですか?」

「まぁそれもあるが」

「この人、けっこう子ども好きなんですよ」

「えっ、初耳ですけど?」

「ああ、じつはそうなのだ。好かれることは滅多にないがな」

「みんな逃げてまうもんね」

「まぁ、初対面ではそうなりますか」

「だから怖がらせぬよう、子どもがいても出来るだけ近づかないようにしている」

「めっちゃ泣きながら逃げていく子もいるからね」

「うわぁ」

「そうやで文恵、いっぺん見たらわかるわ。ほんまにうわぁってなるから」

「そういえば柴田も子ども好きだったよな」

「ええ、うちはもう、ガチャピンとムックにも負けへんぐらい好かれますけどね。公園でこの人待ってたりしたら、あとでパニックになるくらい小さい子どもがワラワラよってきますから」

「なんとなくわかるなぁ。早紀って子どもの扱いもうまいもんね」

「小さい子どもと波長が合うのか……」

「どうした佐山よ」

「いや、なんでもないです。それはそうと、これ、どこまで行くつもり?」

「こっちの方角に、もうすこし歩いたところです」

「もうなんなん? その自信たっぷりな感じはなんやの? 絶好調やん、絶好調にもほどがあるやん」

「むぅ」

「たしかにすごい……って、八代さんどこ見てるんですか?」

「いやなに、たいしたことではない。その、なんだ……いま軽トラックが走り去っていったわけなんだが……荷台のうえに、やけに目つきの悪い猫がのっていたものでな。んん? どうした佐山よ。なぜ立ち止まる」

「……その猫、特徴を聞いても?」

「特徴なぁ。どうだったか……すれ違っただけで、よくはわからんよ。なぜか俺達を観察しているような気がしたもんで、ついつい唸ってしまっただけのことだ。べつに気にすることもなかろう」

「……そうですね……考えすぎだな。どうも、アイツに毒されてる」

 進一は忘れようと歩調を速めて、文恵たちを追いかけていった。



 失踪猫コネリーは大型スーパーの入り口にある宝くじ売り場にいた。金運をよぶ招き猫として、看板猫と化していたコネリーを見つけたまではよかったが、そこからが難事だった。コネリーのおかげて売り上げが急上昇したらしく、年季の入った相手の女性はコネリーを引き渡すつもりがない。どれだけ丁寧に事情を説明しようとしても、拾った猫は自分のものだと聞く耳をもたなかった。

「おばちゃん、とりあえず最後まで話を……なぁ、オバちゃんて」

 いいかげん感情を抑えられなくなった早紀が、交渉など忘れて怒りをぶちまける。

 結果、宝くじ売り場のオバちゃんが話に耳を傾けるわけがなく、早紀に負けじと怒りを爆発させる。いつの間にか文恵がコネリーを抱きかかえており、進一たちを犯罪者集団だと罵るまでになった。

 周囲には買い物客が集まり、「どうしました?」と警備員が混じる。

 早紀とオバちゃんが「警察を呼んでこい」と互いに叫び、八代と警備員が二人をなだめた。

「こうなったら仕方ないですね。いまから依頼者に来てもらいますから、あなたが説得してください」

 進一はそういって、コネリーと戯れる文恵に連絡をとらせた。

 十分とあけず、タクシーに乗って現われた安藤夫人と依頼者の女の子、そしてジェームス。

 文恵はコネリーを依頼者にわたして、女の子とともにホロホロと涙を流す。

 八代も感極まり、そのせいで周囲に困惑が混じってはいたが、全体として雰囲気は柔らかくなった。状況は好意的なものに変わり、これでやりやすくなったと進一は安堵する。

 話をまったく聞いていなかったオバちゃんは、交渉相手が小学生の小さな女の子だとわかり見るからに勢いを失う。このままでは自分が悪者になってしまうのはわかる。しかし、ここまで騒ぎが大きくなっては引っ込みがつかない。怒りも収まらない。

「そっちには一匹いるんだから、もう十分じゃないの」

 オバちゃんの標的はジェームスを抱えた安藤夫人に向かった。そして夫人が興奮するには、その一言で十分過ぎた。不毛な言い争いが始まると、一人ゆらりと文恵が立ち上がり、何も告げずにどこかへ消える。進一は気づいていたが、早紀がふたたび参戦し、場を離れるだけの精神的な余裕がなかった。

 立ち入る隙もなく、進一は嘆息する。

 さすがに二対一では分が悪いのか、徐々にオバちゃんがコネリーを誘拐したことになっていった。進一はオバちゃんの言い分にも耳を傾けていたが、どうも誘拐を完全に否定できない、後ろめたいことがあるように感じて嫌な気分になった。

「大丈夫だ。君はまったく悪くないぞ」

 見かねた八代が依頼者の女の子を慰める。ぽんぽん頭を撫でていた。コネリーを抱きかかえた女の子は、怯えることなく八代を見上げて、安心したように少しだけ笑う。

 その光景を見て、進一はなんだかホッとした。しかし、次の瞬間ゾッとする。

 気配を察して振り向けば、文恵の姿がそこにある。

「これで足りませんか?」

 周囲の注目を一身に集めていた文恵が、スーパーのATMで下ろしてきたらしい一万円札を十枚、オバちゃんに見せた。それはマズイと進一は思う。相手が猫よりも利を優先しているのは疑いないとしても、普通に考えるならば、この場でそんな金は受け取れない。受けとれば印象は悪くなり、それがわからないほど、このオバちゃんはかわいくない。

「そんなつもりじゃないんだけど」とオバちゃんは言う。

「いくらならコネリーを返してもらえますか?」と文恵は返す。

 思った以上にマズイ。見誤ったと、進一は胸中で唸る。

 表面上、会話は成立していない。してはいないが、オバちゃんを含めて誰ひとり、文恵に意見を言えなかった。進一も早紀も安藤夫人も、鬼気迫るものを感じて言葉を失う。

「人と猫の絆って、一匹とか、そんなの関係ないんです」

 文恵は優しい口調でオバちゃんを説得しようとしていた。お金なら払える限り出しますとも言った。それはきっと、猫を大切に想う純粋な気持ちがとらせる行動であって、相手や周囲の人間を怖がらせるつもりなどまったくないに違いない。そうに違いないのだが、愛を語る文恵の周囲は凍りついていった。

 なんとかしなければならない。

 早紀と八代と安藤夫人、さらにはオバちゃんとも視線を交わして、進一が動く。

「もういいよ。もういい、大丈夫だから。コネリーは返してくれるそうだ。そうですよね?」

 進一は目で訴える。しかし、オバちゃんに迷いが生じた。

「やっぱりタダじゃだめですよね」

 文恵が悲しげに微笑み、進一は速攻で終わらせるべきだと決断を下す。落としどころを探した。人は感情で動く。たとえオバちゃんに得るものがなくとも、こちらが損をするなら心は動く。ここまでくれば多少の犠牲はしかたない。このままズルズル行くよりは、多少強引でも無理やり終わらせるほうがいい。

「せっかくだから、宝くじでも買おうか」

 進一は文恵を見ることなく言った。

 これが引き際、最後のチャンスですよ。そんな無言の圧力をうけて、オバちゃんは渋々うなずいた。



 依頼者の自宅、ゆとりあるリビングにて六人と二匹がそろう。文恵たちは帰ることを許されず、安藤夫人が注文したピザを囲んでいた。

 文恵の手元には、一枚200円のスクラッチくじが二種類、計500枚。

 安藤夫人は代金を払うと主張し、進一たちも負担すると説得したが、文恵は勝手にやったことですからと言い、どちらも頑なに断わった。平行線のまま、ピザを食べ終えても結論は出せない。


「にしてもあのオバハン、なんで全部スクラッチやねん。これって絶対に嫌がらせやで」

「ああ、最後の最後で笑っていたからな。一矢を報いたつもりなんだろう」

「一枚一枚削るのよねぇ」

「大変そう」

「もう少しなんとかできたかもなぁ」

「それは考えすぎというものだぞ、佐山よ。お前の判断は正しかったと俺は思う。それにだ。俺達が思っている以上にうまくいっているのかもしれん。これだけの枚数があれば、そこそこの高額当選があってもおかしくはないだろう。もしも儲かっているのなら、話はかわってくる」

「まぁ、それもそうやね……文恵、これ、うちらも削っていい?」

「うん。むしろ、手伝ってほしい」

「それじゃあ、みんなで削りましょうか」


 六人は地味にスクラッチを削る。


「当たらないもんだな」「あっ、これええの当たったわ」「これもハズレだ」「こっち200円当たりました」「あれ? これって一等ですか?」「……当たってるね」「あらいやだ。1000円ですって」「どうも俺にはくじ運がないようだ」……


 地道な作業を終えて、当選金額、合計58万3千円という結果がでる。

 しばらくの間、皆が無口になっていた。

 感心はしていたが、声をあげて騒ぐものは誰もおらず、リビングは解放感と脱力感につつまれていた。



 驚く以上に安堵して、ほっとしたあとに呆れて、進一たちは立ち去る。

 安藤夫人は進一たちに交通費を受け取らせた。当選金はすべて文恵が手にする。文恵は山分けを主張したが、三人から反対され、打ち上げの支払いをすることで落ち着いた。

 銀行を経由して、よく知る居酒屋に店を開けてもらう。とりあえず結果だけに注目し、コネリーの帰還を文恵たちは祝った。文恵は久しぶりの酒を楽しむ。非常に疲れていた八代と早紀と進一はピザだけで満足していない。下戸である早紀はもちろん、八代と進一も食べるほうを優先した。「プーちゃんには勝てませんよぉ」文恵はグイグイ一人で飲んで、酔って浮かれて進一にからんだ。


「文恵って、お酒こんなに弱かったやろか? 一回目の、ゼミの懇親会で文恵、わけわからんまま腐れ男どもに酒を勧められて、わけわからんまま全員潰してたんやけどなぁ」

 酔いつぶれた文恵をながめながら、早紀がめずらしく思案顔となっていた。

「どうした早紀よ」

「いやぁ、ちょっとな……ツチノコは、文恵の能力を封じてくれてたんかもしれへんなぁて」

 早紀がポツリといってのける。

「今度はどうした?」

 進一は苦笑する。

「ですから、あれですよ。ツチノコは文恵の猫パワーに蓋をした。文恵に元気がのうなって、うちらはずっと呪いやとおもてましたけど」

「うむ、そういう考え方もあるな。力を持つ者には、それ相応の苦悩があるものだ。ツチノコは西園寺くんに普通の人生を歩んでもらいたかったのかもしれん」

「もしもそうやったらどないしよう。うちら、ツチノコのかけた封印を解いてしもたやん」

 進一は少し考える。

 が、結局はあきらめる。

「いいんだよ、これで。猫にかかわると見境がなくなる、それでこそ西園寺文恵だ」

 早紀と八代は進一と見合う。

 大自然研究会、期待の新星やもんね。

 三人は互いにうなずきあって、じわじわとこみあげてくるものに気づいた。


「今日は押さえ込まれとった分、反動がでたんかもしれへんね。勘なんか以前より鋭くなってるし、あのオバハンのときなんか、なんやトラみたいな、巨大な獣の幻影が薄っすら見えたからね」

「あの気迫に、あの強運。いや待て、高額当選を果たしたのはツチノコのおかげかもしれんな」

「そういやヘビは金運を上げるとかなんとか、誰か言ってなかったっけ?」

「そうそう、ゆうてました、ゆうてましたよ。よっしゃ、ちょうどええわ。今日の送迎はモッチーに頼もう。そんでいつかモッチーに独演会やらしますから、代表も強制参加いうことで」

「いや強制って、まぁ、いいけど」

「さすがは代表、話が早いわ。せやけど、うちらも反省しなあかんね」

「ああ、そうだな。ツチノコに濡れ衣をかぶせていたのかもしれんのだからな」

「……」

「……」

「……」


 そのあたりが限界で、三人は同時に吹き出して笑う。

「文恵っ、あんたはやっぱり最高や」

 早紀が文恵のほっぺたを指でつまんだ。

 進一は、遊ばれながらも目覚めない、安心して眠っている文恵に目をやる。

 このままでいい。この後輩はこのままでいい。どうしようもなく猫好きで、無茶をして、心配させることがあったとしても、このままの彼女でいてくれたらいいと思う。

「俺達も飲むかあ」

 八代は豪快に笑い、進一はやれやれと頭をふった。

「ほどほどになら付き合いますよ」

 そういって、進一はメニュー表を探した。


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