悪霊討伐部隊『ガイア』へ
いよいよ新展開突入!!
俺達は修学旅行から帰るとすぐに生徒会長に呼ばれた。教室に行くとそこにはスーツ姿の男性と俺と尾ないぞ死くらいの女の子がいた。黒髪で肩まで切りそろえられている、10人中9人が振り向くかわいさがあった。残りの1人はゲイだからな・・・。そんなこんなで俺は説明を受けた。
「あなたが龍の力を持つ神崎佑介さんですね??」
はい、そうです。
「わたくし政府直属組織『ガイア』のリーダーをしています、赤坂悠二と申します。以後よろしく」
よろしくお願いします。
『私は愛華といいます。お兄ちゃんの守護霊です』
「かわいらしい妹さんですね。かわいそうに、輝かしい未来があっただろうに・・・」
ほかの人にそんな道を歩いてほしくないから俺達は今戦ってるんですよね??
「そのとおりです。分かってくれていて嬉しいです。あなたたちには京都奈良での討伐に感謝しなければいけませんね」
それでも封印に失敗したのは俺です。しかも最悪な敵絵および寄せてしまった・・・。
「それは遅かれ早かれ起こることでしたから仕方ありません。今後はそれの被害を最小限に食い止めることが大切なのです」
そのために俺を組織に入れるんですか??
「聖獣の力が必要不可欠だからです。あの悪霊を倒せるのはあなたを含め4人だけです」
そんなに強いんだな・・・あの悪霊。畜生・・・小西さんを乗っ取りやがって!!俺はバンと机を叩く。
「落ち着いて佑介くん。まだ桜が死んだわけじゃない・・・」
そうですね・・・すいません会長。
「詳しいお話は皆が集まる社の方でいたします。車を用意してますので乗ってください」
分かりました、行くぞ愛華。
『ラジャー!!』
「佑介くん・・・私がついていてあげられるのもここまで。後はあなたたちの力で頑張りなさい。私たちも誠意パイ援護するから」
ここまでやっていただいたでけでも感謝し切れません。またみんなで生徒会の仕事・・・もちろん学校のほうですけれどもやりましょうね。
「そうね。できるように頑張りましょう」
『少年よ、お主には力がある。あとはそれを引き出しきれるかは何のために戦っているかじゃ。わしからのアドバイスはこれぐらいしかできん』
これだけでも十分答えだよ。ありがとうハク・・・。それでは行ってきます。そうして俺達は車で社まで移動した。
「こちらです」
ガチャリと開けられたドアの向こうには大勢の人々がいた。ざっと見て10人くらいか??狭いから多くいると勘違いしたのか。それにしても俺みたいな高校生は4人しかいないな。後は皆大人だ。
「こちらが龍の力を持つ神崎佑介君です」
神崎佑介です。皆さんの力になれるように頑張りますのでよろしくお願いします。俺が挨拶するとほかの人もよろしくと返してくれたのでファーストコンタクトは成功だった。すると3人の少年少女が俺の前に現れた。
「俺の名は魅車圭吾だ。俺の相棒はこのスナイパー・バルドだ。俺の目になってくれている。お前と同じ力・・・朱雀の力を持っている。これからよろしく」
『・・・ヨロシク』
よろしくな、圭吾にバルド。
『私は妹の愛華。お兄ちゃんの守護者だよ』
「愛華ちゃんか、よろしくね」
圭吾は愛華と仲良くなれたようだ。
「私は須藤紗江子。この子は私の右腕となってくれている佐代子。私のお姉ちゃん。私は白虎の力を持ってます。これからよろしくね」
よろしく。
『よろしくね』
『妹がお世話になります。よろしくしてやってください』
「お姉ちゃん、そこまで私って頼りないのかな??」
『あなたはすぐに突っ込む癖がありますからね。それが心配で心配で』
あはは、そんなときは俺達がカバーしますよ。なあ、圭吾。
「ああ、そうだな。俺達に任せてくださいよ」
「僕のこと忘れてないかな君たち・・・」
やっべ・・・忘れてた。悪い。
「別にいいさ。僕は浜島拓斗。めんどうなことは嫌いでね、玄武の力でいつも処理している」
お前の守護霊は??
「こいつのこと??」
指を指されたほうには小さな女の子がいた。5・6歳だろうか??
「こいつは僕の妹でね。脳をめちゃくちゃにされたときにこいつも殺されたんだ。君たちとはまた違った悪霊にやられたんだ」
そんな奴もいるのか??
「いろんな悪霊がいるさ。残りのスポットも後1つ。最近強力な悪霊が住み着いたらしいからね。油断できないんだよ」
そうなんだ・・・。というわけでよろしく。
『よろしくね』
この子の名前はなんていうんだ??
「浜島千沙・・・」
千沙ちゃんよろしくね。
『よろしくね』
『・・・よろしくお願いします』
「自己紹介も終わったところ早速だが・・・討伐に行く」
来たか・・・。最後のスポット・・・。
『お兄ちゃん頑張ろうね・・・』
オッケー。新しい刀の力・・・。見せてくれよ『桜一文字』!!
「目的地は蒼陽中央公園だ!!」
『ラジャー!!』
蒼陽中央公園??なんか聞いたことがある名前だな・・・。なんだか懐かしい感じもする。そんなことを考えながら俺は専用の大型車に乗り込み向かった。そこで悲しい戦いが始まることを知らずに・・・。
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