ついにあの球団のキツネダンスをマスター! ミム
私は、キツネ耳のミム。2024年の世界を、ケモミミとして生きている。
私は、あの球団の本拠地の都市に向かうため、飛行機という乗り物に乗ることにした。
初めて乗る、飛行機。空飛ぶ乗り物。
羽田空港を出発した飛行機は、あの球団の本拠地の都市へ。
その都市は、その球団のおかげで成り立っているというほどの、いわば球団城下町とでも言うべき都市だった。
現市長が、その球団のOBとしての知名度を生かして、市長に当選し、その球団を自分の町に誘致し、球場も建設させたという。
さらに、球団名も改名し、球団のマスコットキャラクターも新たに誕生させたという。
球団名は、フォックス。
球団のマスコットキャラクターも、キツネのキャラクターという。
そして私は、球団公式チアガールのダンスを目撃した。間違いない、このダンスだと直感した。
「すみません。私もこのダンスをマスターしたいのですが、教えてもらえませんか。」
ダメ元で頼み込んだ結果、なんとあっさりと快諾。さっそく、練習に参加させてもらうことにした。
すると、間違いない、このダンスだ。全て完璧に、振りを覚えていた。
「実は、以前から球団のファンで、チアガール、フォックスダンサーズのファンでもあり、いつか私もフォックスダンサーズの一員として活躍したいと思っておりまして、このダンスを完コピしたんです。」
トントン拍子に話は進み、なんと5回終了後のダンスで、チアガールと、マスコットキャラクターのフォックス君と、このキツネダンスを踊らせてもらうことになった。
さらに、普段は別の仕事をしていると言って、それなら、気の向いた時に来てくれればいいよ、ということになった。




