本物のケモミミ 記者会見
女子アナ「えー、ただいまより、本物のケモミミの皆さんによる、記者会見を始めたいと思います。」
新聞社、テレビ局、それからネットテレビの人たちも集まり、テレビカメラも動いている中で、記者会見というものは行われる。
俺たち8人は、まずは一列に並びご挨拶。
一斉にカメラのフラッシュを浴びる。まぶしい。
なるほど、こうして写真というものを撮影するのか。
「それでは、これより記者会見を始めさせていただきます。」
目の前の機械に口を近づけて、声を発すると、部屋中に響き渡る声が出る。なるほど、これがマイクというものなのか。
そして俺たちは、これまでの一部始終について語る。
第三次世界大戦を阻止すること、そのためにはあなた方メディアの力も必要だということなどを語った。
一方で、過去の時代を救うことで、未来の時代にもメリットをもたらすとも、考えていた。
過去の時代について、もっといろんなことを知ることができるとか、未来は今よりも良くなることにつながる、来世に向けた準備、投資であると。
さて、堅苦しい挨拶も終わったことだし、あとは今までの思い出を振り返りながら、気ままにVRMMOのゲームでもやりながら過ごしていくとするかな。




