途中の時代で止まったら?
亜空間の中を、さらに進んでいく。
時間を表示する機械に、今どのあたりの年代に来ているかが表示される。数字がだんだんと小さくなっていくと、過去へとさかのぼっていることになる。
西暦7000年代に入った。ここはタイムマシンの中。こちらは男ばかり4人が集まって話していた。
ガンツ「おいおい、今、西暦7000年代だってよ。
これでもし、途中の時代で止まったりしたら、どうするんだよ。
ちなみに、俺にはあまり難しいことはよくわからないから、俺にもわかるように言ってくれよ。」
もしも、タイムマシンが途中で止まった場合の、
考えられるケース
1 その、途中の時代においてけぼり、いずれにしても、元の時代には帰れなくなる
2 亜空間に放り出され、目的とは全然違う時代へ飛ばされる
3 自分たちの、元の時代へ戻される
さあ、どれだろうね。
タカヤス「こちらは、オオカミとクマと、柴犬と、馬か。まあ、無事に2024年に到着できればそれでいい。」
女子に比べ、華が無いような印象になってしまうが、いざという時はやはり女子を守らねば。
ホース「どんな時代だか、実際に見てみなければ、想像つかないな。」
西暦6000年代。まだまだ、あと約4000年ほどある。距離と一緒だ。
どんどん行こう。西暦5000年代。
西暦4000年代。あと2000年あまり。途方もない時間だ。元の時代にはもう戻らないくらいの覚悟をしないとな。
西暦3500年代。さらに時代をさかのぼっていくのだ。
西暦3000年代に達した!あと1000年だ。
西暦2900年代。
さらに、ずっと進んでいく。西暦2100年に、ついに到着した。ここまで来れば、2024年も近い。
いや、そもそもさっきから、時間の感覚がおかしくなっていないか?そうだな。やはりな。
「もうすぐ到着する。ここまで長かったな。」
西暦2060年。あと36年で2024年だ。よっしゃあ!




