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鶴の恩返し 恩を仇で返すやつもいる【マイン】

私は、鶴族のマイン。鶴族もまた、ケモミミ族の一つとされているけど、鶴を擬人化したと考える方がいいわね。


『鶴の恩返し』って知ってる?私が鶴族だから、どうしても鶴に関する話が気になってしまってね。


『世界名作昔話シリーズ』から、『鶴の恩返し』


この内容は、Wikipediaにも掲載されています。


昔々、ある所に貧しい老夫婦が住んでいた。ある冬の雪の日、老爺が町に薪を売りに出かけると、猟師の罠にかかった一羽の鶴を見つける。かわいそうに思った彼は、鶴を助けた。激しく雪が降り積もるその夜、美しい娘が夫婦の家へやってきた。親に死に別れ、会った事もない親類を頼って行く途中、道に迷ったので一晩泊めて欲しいと言う娘を、夫婦は快く家に入れてやる。次の日も、また次の日も雪はなかなか止まず、娘は老夫婦の家に留まっていた。その間、娘は甲斐甲斐しく夫婦の世話をし、彼らを大そう喜ばせた。ある日娘が、顔も知らない親戚の所へ行くより、いっそあなた方の娘にして下さい、と言う。老夫婦は喜んで承知した。


その後も孝行して老夫婦を助けていた娘が、ある日「布を織りたいので糸を買ってきて欲しい」と頼むので老爺が糸を買って来ると、娘は「絶対に中を覗かないと約束して下さい」と夫婦に約束を言い渡して部屋にこもり、三日三晩不眠不休で布を一反織り終わった。「これを売って、また糸を買ってきて下さい」と彼女が夫婦に託した布は大変美しく、たちまち町で評判となり、高く売れた。老爺が新しく買ってきた糸で、娘は2枚目の布を織り、それはいっそう見事な出来栄えで、更に高い値段で売れ、老夫婦は裕福になった。


しかし、娘が3枚目の布を織るためにまた部屋にこもると、初めのうちは辛抱して約束を守っていた老夫婦だが、娘はどうやってあんな美しい布を織っているのだろうと疑問を抱き、老妻の方がついに好奇心に勝てず約束を破って覗いてしまった。娘の姿があるはずのそこには、一羽の鶴がいた。鶴は自分の羽毛を抜いて糸の間に織り込み、きらびやかな布を作っていたのである。もう羽毛の大部分が抜かれて、鶴は哀れな姿になっている。驚いている夫婦の前に機織りを終えた娘が来て、自分が老爺に助けてもらった鶴だと告白し、このまま老夫婦の娘でいるつもりだったが、正体を見られたので去らねばならないと言うと、鶴の姿になり、別れを惜しむ老夫婦に見送られ空へと帰っていき、二度と戻ってこなかった。


これは、恩返しの話だけど、一方で人間の言葉の中には、恩を仇で返すという言葉もあるらしいのよ。


それに、鶴の恩返しの中にも、老夫婦ではなくて、青年が鶴を助けて、その後、娘となった鶴と結婚するという話もあって、これはいわゆる異類(いるい)婚姻(こんいん)(たん)の話なんだってね。


善い行いをすると善い事が返ってくるとか、約束を破ってはいけないという教訓も込められているとか。


恩を仇で返した日には、仇として返ってくるという意味ね。気をつけてよ。


エナジートレインの計画、どうなるのかな?


それに、ここには何でも食事がそろっていて、スイーツもそろっているみたい。私はシュークリームとエクレアを食べたわ。




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