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お気にのタオル
ヤシヒロ一行はドラゴンに乗り再び洞窟に向かった。
洞窟に入ろうとした時、今まで聞いた中で一番けたたましい音でファンファーレがなった。
ービナがどこからともなく虫柄のタオルを二枚取り出してきた。
『ここに取り出したるものは価値ある名品【無視する虫はむしれ!】のタオルでス!!!』
ービナが得意気に言った。
ービナの世界で放送されているアニメでここがすごいだの、ここがやばいだの今まで見た中で一番熱く語っていた。
なんのことかわからずそこにいる誰もがポカーンとしていた。
ヤシヒロもさすがに揺れることができなかった。
ービナの策とはこのタオルで目隠しするというものだった。
ービナお気に入りのこのタオルであればこちらからお願いしなくても向こうから身につけたいと言ってくるに違いないと考えていたようだ。
しかし実際には双子にいやがられてしまいかなりショツクを受けていた。




