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かなりの虫好き
通路には等間隔にキンキンと光るホタルのオブジェクトが置かれとても明るかった。
他には大きなダンゴムシ、蜘蛛の巣にまたがる巨大なクモ、カマキリやコガネムシ、カナブン、巨大なハエなどなどのオブジェクトがかざられていた。
かなりの虫すきなのだろう。
ヤシヒロはなぜか虫のように揺れて通路を歩いていた。
毒々しい巨大な蛾のオブジェクトの前まできた時、
『ついついついたぞ…』
フービーは今度は消え入りそうな声でささやいた。
オブジェトが真っ二つになった。
やはりそれは扉でヤシヒロ一行は中に入っていった。
『フーちゃん。。』
『フーちゃん。。』
何もかもがそっくりな長い髪の双子の女性がいた。
違った点はトンボとテントウムシの髪飾りくらいだろうか。
『よっ。お客さんだよ。』
フービーは家族に接するような優しい声で言った。




