ブリージョーンバードライス
ヤシヒロを除く一行は今回の一大事であまり食欲がわかなかった。
しかしヤシヒロは早く食わせろと言わんばかりの揺れ方をしていた。
『干上がった海には潜れないって言いますぅからね!』
『ハハハ。』
『何か変なこと言いましたぁ?』
『いや、俺の故郷でもそんな言い方をしていたんだ。』
街の中を歩きまわりごはん屋を探しているとブリージョーンバードの店がそこら中にあった。
その中で気になる店を見つけた。
【『俺様の御馳走』
特級ブリージョーンバードハンター
の店
不味いという言葉は存在しない
それどころか
美味いとしか言わせない!】
ブリージョーンバードはとても嫌な匂いがする。
しかし調理をすると逆にとても良い香りがした。
味はうますぎて空を飛んでいるような感覚になるという。
自身は飛べないのに他者を飛ばしてしまうので『大逆転の象徴』として扱われてきた。
ヤシヒロ一行は店員に案内され、ライスを中心にブリージョーンバードの丸焼き、ブリエグのオムレツを頼んだ。
ブリエグとはブリージョーンバードエッグの略で無限に食べれるうまさだった。
『うますぎ♫♫うますぎ♫♫』
スズカの声が1オクターブ以上あがっていた。
ブリージョーンバードライスが大皿で運ばれてきた。
一口大に切ったブリージョーンバードをライスと炒め、ただでさえ香りがいいのにさらにそれを引き立たせる香辛料がはいっていた。
ヤシヒロはブリージョーンバードライスをオカズに白ライスを食べる。
ヤシヒロは満足気に縦に大きく揺れていた。
『ライラーか、この一品で完成されているのに、そういう食べ方は理解できないな。』




