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ガクガク☆ヤシヒロ
ヤシヒロ一行はすぐさまココロとキクを引き上げた。
ふたりとも息をしていない。
『すぐに人工呼吸をすなくては!!』
スズカが早急にココロとキクに人工呼吸をし始める。
しかし息をふきかえさない。
『ヤシヒロ!ちゃんと見ていろといっただろうガ!』
ービナが怒りくるって怒号をあげた。
ヤシヒロはガクガク震えていた。
『ーナビさん!なんとかならないのかよ?』
タクミは声をあらげた。
『蘇生術士にかけてみましょウ!このままでは身体が腐ってしまいまス。氷の棺を作り保存しましょウ!今のパランさんとプテランさんならできるはずでス!』
ーナビから説明を受けパランとプテランが二人協力して氷の棺を作り始める。
だが周りの温度が高く棺がうまくできない。
岸にたどり着いた時には気にならなかったがどうやら気温が徐々に上がっていってるではないか。
『熱くて氷がうまくできないんですぅ!』
『凍らないんですです!』
焦るふたりだが何度やってもうまくできない
誰もが諦めムードになっていた。
ヤシヒロは今まで一番力なく揺れた。
その揺れざまはまさにスライムジエンドのようだった。




