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ヤシヒロはりきって川を渡る
洞窟内を進んで行くと右手に川がかすかに流れていた。
何度か虫が現れたがタクミが一掃した。
その度に先程とは違ったいい匂いがした。
更に進んで行くと大きな川が目の前にあり行く手を阻んでいた。
『ここから先は泳いで進んでくださイ!ヤシヒロさんは、皆さんのことを気にかけてくださいネ!リーダーなんですかラ!』
ヤシヒロは得意の水泳でいいところを見せようとまさに水を得た魚のように張り切っていた。
その泳ぎは本物で微魚人のパランとプテランより速く岸にたどり着いた。
『ちょっとショックですぅ!泳ぎで私達が負けるなんてぇ!』
次にヤシヒロの加護を受けた骨太とのぞん美がついた。
『こんなに速く泳げるなんてビックリしました!』
かなり遅れてタクミとスズカがやってきた。
『置いてかないでくれよ!』
その後にココロとキクがつくはずなのだがいくら待っても来ない。
ヤシヒロが迎えに行こと思ったその時
『ひぃぃっ!!』
パランとプテランが悲鳴をあげた。
ココロとキクが背中を向けてこちらに向かって浮かんできた。




