46/120
無言の戦い
ゆったりとした店内はガタイのいい客であふれかえっていた。
しかし狭くるしさを感じさせない店のつくりだった。
ヤシヒロ一行は麦わら帽子をかぶったこちらもガタイのいい男性店員に大きめな円卓に案内された。
時折除く店員の白い歯がピカリと光っていた。
三角錐形のメニューが円卓の中心においてあり、やはりライスがメインのラインナップだった。
出てきた料理は量がとてつもなく多く特盛りで女性陣には多すぎる量だった。
スズカを除いては!
スズカが男性陣に負けじと食べまくる。
いつの間にかいつまで食べ続けられるか無言の戦いになっていた。
最後までくらい続けていたのはスズカだった。
ヤシヒロは残念そうに揺れていた。
得意分野で女性に負けてしまったヤシヒロは無意識下で更に闇を背負うことになってしまった。




