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骨太2
骨太はまた置いていかれてしまった。
気付いた時、店内にはもう誰もいなかった。
骨太は隙を見て店を抜け出すことに成功した。
追いかけてくる者はいなかった。
店の周りにはもうヤシヒロ達の姿はなかった。
町中をくまなく探してみたが見つからなかった。
数時間後ヤシヒロ一行を発見した。
『骨太さん、探しましたよぅ!』
置いていかれたのは骨太のほうなのだが骨太が悪いことになっていた。
前にも同じ様なことがあったのだが覚えていない様な雰囲気だった。
ヤシヒロはかすかに揺れていた。
キーを受け取りながら骨太はそう思わせるのは自分に原因があるのではないかとぼんやり考えていた。
ぼんやりとした中何かが砕ける音がした。
下半身を地面に残し骨太の上半身だけが空中に浮かんでいた。




