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パーティー

ヤシヒロは団長にパーティーを組むことをすすめられた。

『好きな二人連れてってや!』

稽古中の団員は三十人位いて人間だけでなく角が生えていたり耳が動物ぽかったりの亜人が結構いた。

団長は人間なのだがお腹がとてつもなくタルタルで一番人間離れしていた。



*****

2 無限の夢団本部 団長にパーティーを組むことをすすめられます。

好きな二人を連れていきましょう。

おすすめパーティーは…………

*****



ヤシヒロは水泳が得意なのでこういう時は水生動物的なものを選びがちだった。

今回も半魚人?二人を選んだ。

パランとプテランだ。

顔の一部分が鱗で覆われていたが他は人間と変わりなかった。

二人は姉妹で背の低い方が姉のパラン、高い方が妹のプテランだ。

二人とも綺麗な顔立ちをしている。

『パランですです。水の加護を得た回復系魔法では誰にも負けませんですです。』

『プテランですぅ。水の中での戦闘が得意ですぅ。』


『お腹が減ったり眠くなったら、ここを自分の家だと思って遠慮なく戻ってきてや!』

ヤシヒロは団長に優しい言葉をかけられた。

その瞬間さっき食べたばかりなのにヤシヒロのお腹が大きく鳴り出した。

『ガァッハァッハァッ!!好きなだけ食ってってや!』


ヤシヒロは食堂に通された。

ヤシヒロはオニギリをおかずにライスを食らった。

パランとプテランは不思議な光景に何も言えなかった。

そこへ頭がチリチリで二本の長い角をはやしたおばちゃんがやって来た。

食堂の女料理長ギガノンだ。

『あーた、ライラーかい?アタイもライラーだよ!作り甲斐があるねー。』

ヤシヒロはユサユサしながら

『うまい、うまい!』

言いつつ更にがっついた。

『あーた、うまいねー!とっさにそんな返しができるなんてさー。』

ヤシヒロは欲望のままに行動しただけだが料理長の心を掴んでしまった。

このことが後に冒険を成功させる重要なピースになるとはヤシヒロはまだ知る由もなかった。

攻略本にも載っていないことであった。


お腹一杯になったヤシヒロは攻略本通りローンシフトの外れにある地下ダンジョンに潜ることにした。



*****

3 地下ダンジョン ガイコツが襲って来るけど強い敵ではありません。戦闘のコツを掴みましょう。

*****













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