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規格外
勇者様が起き上がった時、辺りはもう真っ黒になっていた。
勇者様一行を照らすのは残り少ないロウソクだけだ。
『勇者様はトチって普通のロウソクを買っちまったようだな。』
『どうするのかな♪どうするのかな♪』
ロウソクが消えかけた時、勇者様は斜めに揺れ出したくさんの金色に輝くハシを出現させた。
『どういうことだ!本は一つのモノにしか変化出来ないはずじゃないのか?』
『むー!スプーンもずっと形を保っていましたしね。』
『コレは何かあるんじゃないですか!コレは!』
勇者様一行はハシを目印に置いて進んでいく。
タクミ達は少し距離を置いて後を追う。
タクミ達は置いてあるハシを手に取ってみる。
『コレは金光石じゃないですか!コレは!』
『聖銀といい金光石といいこの世界に存在しないものばかりじゃないか!』
『規格外♬規格外♬』
『むー!この様子だとすぐに魔王に手が届くんじゃないでしょうか!』
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金光石:ランク7
鉱石系モンスターに対して強力な力を発揮します
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