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スペシャルなすごろく
ヤシヒロ一行はチームに分かれてトロッコに乗っていた。
『見るドン。こっからがすごいドン。』
魔法の力でトロッコが巨大な城下町になりプレイヤーは一番てっぺんに位置していた。
『すごいですぅ!』
プテランが歓喜の声を出した。
城下町の中にはたくさんの国民がいた。
『国民がいっぱい♫国民がいっぱい♫』
久しぶりにたくさんの人が集まっているのを見たスズカはテンションが上がりはしゃぎ気味に歌った。
すごろくらしく長く続く線路がマスで区切られていた。
『トロッコの中にあるサイコロをふるドン。』
グランコの言う通り大きめなサイコロが置いてあった。
『最初は100000人の国民がいるドン。ゲームの単位でニンゲで表すドン。最後にニンゲの一番多いチームが勝ちだドン。』
グランコは少し興奮していた。
『マスにあるイベントでどんどん貧しくなっていくゲームだドン。これこそがオラドンの作ったゲームのスペシャルなところだドン。』
グランコは得意気に言った。
ヤシヒロはクソゲーの匂いを感じとり見たこともない揺れかたをした。




