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約千文字の三題噺

読切版 ヘンテコサモニング! 第0話 いでよ!ランドセルドラゴン!

いつもとは違う形式で書いてみました。

カードバトル…懐かしい。

第13ターン

蘭「私のターン。ドロー!」


 放課後、私立カードバトル学園にて2人の生徒が熾烈なバトルを繰り広げていた。


 1人は1年A組の天才カードバトラー、筆山炎次郎。


 もう1人は1年C組に転校して来た期待の新人カードバトラー、龍紋寺蘭。


 今2人は学園祭の屋台の立地を賭けて争っていた。


蘭「サモンタイム。侍ノートを1体縦状態で召喚!」


プレイマットに一枚のカードを置くと空中に全身が紙で構成された侍型のモンスターが立体映像として現れる。


蘭「アタックタイム。2体の手帳ウルフ、侍ノートで攻撃!」


 炎次郎側のモンスターは墨汁ゴレム1体。ライフカードは残り2枚。どれをブロックしたとしても他2つの攻撃はライフカードで受けざるを得ない。


蘭(向こうの手札は0。勝てる!)

炎次郎「墨汁ゴレムの効果発揮」

蘭「えっ?」

炎次郎「このモンスターが横状態の時、トラッシュにこのカードを置くことで攻撃力合計一万まで紙属性のモンスターを好きなように破壊する」

蘭「しまった⁉︎」


蘭のモンスターが一掃され、お互いフィールドには何も置かれていない状態になった。


第14ターン

炎次郎「サモンタイム。鉛筆ナイトを横状態で召喚。召喚時効果によりトラッシュの鉛筆ソルジャーを3体攻撃不能状態を付与して召喚」


炎次郎「アタックタイム。行け、鉛筆ナイト!」

蘭「くっ、ライフカード1枚でブロック」

炎次郎「鉛筆ナイト横状態の効果。このモンスターが最初にアタックした時、回復する。再びアタック!」


こうして蘭のライフカードは3枚から1枚になった。


第15ターン

蘭(攻撃不能状態は次のターンで解除される。ここで決めないと!)


ドロー。彼女が引いたのは…


蘭「!サモンタイム。トラッシュにライフカードが3枚以上あるため、条件達成。ランドセルドラゴンを縦状態で召喚!」


その宣言と同時に紅蓮の龍が浮かび上がる。


蘭「アタックタイム。ランドセルドラゴンで攻撃。鉛筆ソルジャー2体に指定アタック!」

炎次郎「2体?」


ランドセルドラゴンの攻撃力は12,000、鉛筆ソルジャーの防御力は5,000。巨龍のブレスにより小さな兵士2人が撃破される。


蘭「ランドセルドラゴンの縦状態の効果。自分のアタックによって破壊したモンスター1体につきライフカード1枚を破壊!」

炎次郎「何っ⁉︎」


炎次郎のライフカードが0になる。蘭の勝利だ。


蘭「よっしゃあ!」


こうして、屋台の設置場所の優先権は1年C組のものになった。

連載版があるかどうかは未定。そもそもカードバトルは好きだけど得意ではないので頭脳プレイを書けるかどうかがまったくわからない。

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