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あそびの詩

愚痴(ことば遊び又は七五調ラップ)

作者: 浮き雲

七五調ラップというものがあるようです。この詩のように愚痴っぽい、ちょっと攻撃的な内容が、歌ってみると、素人なりによく合う気がしました。ということで、サブタイトルとしました。これも、言葉あそびです。こういう同僚がいるわけではありません。でも、誰もが、少しずつ持っていますよね。そういう意味では、自分への愚痴でもあります。



露骨(ろこつ)粗忽(そこつ)、困りもの 迂闊(うかつ)で聞かず、(いさ)み足


失敗、いっぱい、やらかして どいつもこいつも呆れ顔




大事おおごと、小言も聞き流し いつも、いつでも、我がものの


振舞(ふるまい)、知るまい気づくまい まいど、態度は()(がた)




粉骨(ふんこつ)細心、気配りで 納めてみても、お礼なく


黙られ、溜まるストレスに おいら、イライラ、さじ投げる




手前(てめえ)、勝手な言い訳を 言うな、(うな)るな、泣きだすな


素直に直せ、直さずに すり寄り、ごまスリ、誤魔化(ごまか)すな




肩の重荷(おもに)肩代(かたが)わり 「してやったり」としてやらず


あとは野となれ、なれの果て 果てて、きれいに消えてくれ




そうは言っても、奴のミス みすみす(のが)すな、なあ俺に


伝えておくれ 遅れたら、俺の落ち度になっちまう




愚痴をお読みいただき、ありがとうございました。

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