09。
「――――――――――――――――私、と言いますかショーラ家の我々にとってプロンピエ家と言うのは持ちつ持たれつの関係にあるのだと思っています。ですが、昨日、違和感を感じたことがありました………。番頭のシヤンです。」
◇◇◇
ジョゼフィーヌの話しが、おそらく、取っ掛かりになったのかもしれません。
一応の結論は出した形になり、私達と商業組合のデボラさんは退室し、先程、私達が陣取っていた席に着きました。
「ねえ、あなた達、さっきカレンちゃんの言ってた親しい知り合いってどなたなの?私も会ったことがあるようなのだけど」
「フランの母さん」「アラハのばばあ」
双子の言う名前に心当たりがあったのか、眉間に皺が寄りました。
「ああ、あのっあの雌狐のことかあーっ!いっしょにすんな!!!って言うか、あのけしからんヤツ。。。羨ま……」
んんー?何?何?
「そう、彼女に初めて会ったのは、私がまだ『少女』と呼ばれていた頃だったわ―――――――」
いきなり過去の独白の時間です。
―――――――――商売の勉強の為、とある商隊に同行していた12の私は、運悪く盗賊に拐われた。
商隊は勿論、全滅。唯一生き残った……。いいえ、私が少女であったから、残されたのでしょうね。
私の耳に残る音は、優しかった商隊の皆さんの悲鳴、では無く、下卑た男等の笑い声。
私は汚れされる。衣類はもう私の身体を包んではいない。初めてなのに、こんな人数を熟さなければならないのだ。身体って、持つの?壊れるわよね。きっと。
もっと、もっと良い思いでの中で死にたい。こんな嫌な思いをしたまま死にたく無い!神様って居る?いないのでしょうね!
記憶は、焚き火の傍で目を開けた時まで無かった。
「起きたのか?」
金色の髪で、真っ赤な瞳の女の人が居た。
焚き火より赤く燃えているような赤い瞳が印象的な美人な女性。
それがアラハバキ・ルナールとの初めての出会いでした。
それから間も無く、他の商隊に預けられた私は、そこで経験を積み重ね。10年そこそこで、遂に自分の商会を立ち上げた。
まあ、ぶっちゃけ、ある程度の資金があって、商業組合に加盟してりゃあ、商会なんて誰であろうが、立ち上げられる。
私の主な商売は、行商だ。町から町へ物を売買して進むのだ。
盗賊、魔獣、天候不良。危険は多いが、物資を届けた時、その町や村の人々の喜ぶ顔は、私の生きる糧だ。
行商するからには、護衛を雇う必要がある。幾度か、ハズレな護衛に当たることがあった。だから護衛も良く吟味したのだ。
だが、その時はまさかと言う事態を想定出来無かったのだ。
私は、女だ。どう転がっても女であることに変わりは無い。
世界には、階段を転げた男女が入れ替わるって言う話しもあるらしい。が、私は女。
だから、護衛には何時も女性を含むパーティーを依頼している。
その時は、女性二人と男性二人のパーティーと、男性三人組のパーティーが、護衛依頼を受けてくれ、行商の旅の行程を熟していた。
何時もの通り、何時もの旅だと感じていたし、確かにその通りだった。
男と女と言うモノには、愛憎入り雑じる。と言うのが世の常。男性パーティーの三人が一人の女性冒険者の取り合いを始めてしまったのだ。
当然ではあるが、女性を守ろうとするパーティーの仲間とその三人の男性の対立は、日を追う毎に激しく険悪になって行った。
そして、悲劇は起こった。
魔物の群れを撃退する冒険者達。だが、男三人のパーティーは、遂に撃退に託つけて、好いた女性以外を殺害して仕舞う。
今思えば、それでも四人護衛が残ったのだから、善しとするべきであった。
そのことがあってから、半日後にたどり着いた小さな集落。そこで三人組のパーティーに手切れ金を渡し、別れた。
「今回の故意の過失について、私には、報告の義務がある」
と、集落の人間の居る所で、そう言った。
だから、私を害すること等出来無かった。彼等は集落を離れ、何処へか消え去った。
集落に数日滞在したが、女性冒険者の負った心の傷が癒えることは無い。仲間を喪い、本当に彼女が愛していた男性もこの世に居なくなってしまったのだから。
私の旅の友は、馬車を引く馬達だけになっていた。
心の傷の癒えない女性は、あの集落に残った。
次の町まで後、一日と言う所で盗賊に遭遇してしまった。
あの商隊の全滅以来、私とて自衛の為、剣技を研いては来たが!多勢に無勢……。と言うか一対多。
全てが終わるその時、あの女性が颯爽と表れたのである!
アラハバキ・ルナール。
彼女は、初めて会ったあの時もきっと今回のように圧倒的に強かったのだろう。何せ、一人で30人以上の盗賊を屠ったのだから。
圧倒的な力。長い槍のような武器を振る舞わし、巨大な炎で、焼き尽くした。
正に圧倒的な暴力。戦いでは無く、あれは、一方的な蹂躙と言うのであろう。
私は、助かったこと、再び彼女に会えたことに歓喜した。
そして、全く変わらぬ美貌のアラハバキ・ルナールの容姿に嫉妬した。
初めて会った時、彼女は二十歳前後の若々しくも妖艶な女性であった。
再び会った彼女も二十歳前後の若々しくも妖艶な女性であった。
もう十年の月日は流れていた。流れていた、のよ?
私はもう二十代の後半。行商の旅は従業員に任せ、自分の店を持ち、今では、王都商業組合の幹部になっていた。
そしてまた数年後、彼女に会った。その彼女は、二十歳前後の若々しくも……何時会っても若いアラハばばあっ!以下、反復です。。。
「独白時間は終わったか?おい、餓鬼ども!さっきは良くも俺様を無視してくれたな!」
「誰?」
えーと、ヨシオ。だっけ?
「ヨシュアだ!」
「これはご丁寧に……。申し遅れました。お初にお目文字致します。わたくしリコフィニア王国王都ウィスペルを拠点にしておりますエリエンスの一人娘、ショーラ伯爵家長女カレンデュリア・リュシー・ド・ショーラと申します。以後良しなに。そして、わたくしの冒険者仲間であり、侍女のジョゼフィーヌ。並びにレア、そしてベルナデット。この四人で、銀パーティー『黒炎』を結成し、活動しております」
「…………………え?」
「隣国。とは言え、貴族階級のわたくしに対する無礼な態度。そして不遜な言葉遣い。それ等を不敬である。と捉え、わたくしはわたくしの権限を持って、この者を処す所存であることをここに宣言致します。では、執行は、私自らが………」
「このような下衆。お嬢様のお手汚しとなりましょう。ここは、筆頭侍女たるこのわたくしめにおまかせください」
ジョゼは、背中に背負う片刃の刃渡り50センチ強、柄2メートルのグレイヴを振り上げた。
ヨシュアと言う男性は失神した。
宿に戻ると、リズロン会頭が言伝てが届いたと言う。その言伝てに従い、リオンさんの小物屋へ急いだ。
辻馬車を拾い、小物店に着いたの時には夕方6時を回っていた。
狭い店内を抜け、リオンさんの居室、……自宅の居間には王都軍の頓所にいらした大尉殿、それと冒険者組合長のアルバン閣下、商業組合の組合長補佐官デボラさんが待っていた。
目覚めた少女は「ステファーヌ・メラニー・サヴァティエ」と言う名前だと言うことだ。
朝、目覚めた彼女に、リオンさんがいろいろと尋ねたのだが、相手は小さな子ども。解ったことは、『ステフ』と言う名と、『五歳』と言う年齢だけ。取り敢えずリオンさんは、頓所に使いを出したのだそうだ。
大尉殿……頓所の隊長さんは、知り得た名前と五歳と言う年齢から、少女の名前または、愛称が、ステフと言う者。ステフが愛称であったのなら。ステファニー、ステフェット、ステファーヌ、エステフィット、、、他もあるだろう。と言う者の中で、最近行方知れずの届け出のあった五歳児くらいの子を…………、居なかった。
と言うより、行方知れずの届けのある子どもに、年も名前も合致する者は皆無だったそうですの。
では、貧民街の子か、路上生活の子か、若しくは届けを出せ無い身の上の子どもの可能性がある。
南国ペニンスラでは、比較的に珍しい色白の女の子。薄い黄土色の髪、ヘーゼルの瞳で、全体的にこの国っぽく無い容姿である少女だ。
それなりに御近所じゃ、知らない人はいないのでは?と、思わせるような見姿の子。であれば、探しようはある筈。そう考えた隊長殿であったのです。それでも難航する案件であろうことは、容易に想像出来…………。
あっさりと、短時間で、知れたその子の素性――――。
サヴァティエ男爵の二女だった。
この男爵は、有名だと言う。凄く困窮しているのが見て分かるお屋敷が、男爵のお屋敷なのだそうだ。
手入れのされていない庭に屋敷。使用人も、以前はいたようであったのだが、ここ数ヶ月は見掛け無い。と、専らの評判。
噂話では無く。城への出仕の際、馬車を使わず徒歩での彼を幾人もの同僚が見知っていた。届け物の受け取りも、各手続きごとも、最近は男爵自らが全て、行っていたようだ。
半日掛らずで、身元が知れた決定的な出来事は、頓所の兵士の一人の娘のおかげであった。
高等学舎に通うその娘さんの友人が、「妹に最近会え無くなって寂しい」と言っていたと言う。2~3日前から、屋敷から居なくなったのだそうだ。その妹の名は『ステファーヌ』。
それを訊いた頓所では、サヴァティエ男爵の仕官先、城へと兵を出した。もしもの場合も想定された為、長女の通う学舎へも兵士を派遣した。
男爵の長女は無事、保護され、当の男爵は、場内の王都軍の詰所での事情の聴き取りを行った。間も無く、ことの次第を白状したようだ。
結論から~~~。
資金繰りに困った為、二女を人身売買の組織を通し、売った。と言うことだった。
最初は、国の北にある自領の屋敷の美術品や、亡くなった妻の装飾品等を売った。そして、屋敷ので若い使用人を売り、王都の屋敷の使用人も同様に売った。
それでも足りず、二女を。そして、近々長女も売る予定であったと。娘は貴族家の人間だから、使用人よりも高値で取り引き出来そうだった。そう自供した。
さて、その取り引き先は何処であろうか?
商業組合の組合長補佐のデボラさんが仰る。
「彼、サヴァティエ男爵領は、この国の北西の港町。その町の主な税収は、魚介類。と言う普通の港町です。でも、競合するのは狭いペニンスラ海峡を挟んだ向こう側のリコフォニア王国。のビスタッシュ領。で、組合を通じて、………と言うより、以前から男爵家の資金の流れは把握してました。かなり危ない経済状況でしたので」
デボラさんの話しに割り込むリズロン会頭は話し始めた。
「マダモアゼル、話しの途中で申し訳無い。僕の商会って、お嬢………ショーラ家を懇意にしてる所為で、ビスタッシュ候とは上手く、では無いですね。取り引きして無いんです。でも、全く、と言う訳でも無く、そのぉ、侯爵の小飼の商会に知り合いの子がお仕事に入ってまして…」
「要は、密偵でしょう?」
「デボラ女史の言う――――ゲフンッゲフンッ。その彼からサヴァティエ家、男爵個人の資金の流れが、身内のことで恐縮ですが、それにウチの番頭がどうも一枚噛んでいるようなの。そうビスタッシュ侯爵に」
つまり、男爵は競合相手ではあるビスタッシュ侯爵に資金を借り、人身売買組織を通し返済を繰りと返済を繰り返していた。と言うことだ。
「そう、ウチの冒険者組合の護衛依頼完遂率が極端に低いのが、その男爵領とその周辺。少し遠いのですが、海峡に架かる橋を含め、我が国とリコフォニアを結ぶ街道に出没する盗賊の被害に拠る物なのです」
アルバン閣下が言ったその被害と被害者の殆どが、国内所属の商隊、リコフォニアとの行き来のある国内の行商人やサヴァティエ領の商人であるのだ。こう言う被害が多いのに定期的にペニンスラ王国と行き来しているリコフォニアの商会、プロンピエ商会の被害者は、皆無であったのだ。
まあ、リコフォニアが疑われても仕方無い。「あ、やっぱ僕んトコ疑ってたんだあーアルバン公爵もラ・ジャンブの商業組合さんもー」と、リズロン会頭は言うのでした。
「まあ、ほぼ当たり、って言っても良いかな?だって、プロンピエ商会の番頭が噛んでんだもん!って言うのはホントのことだしね。
ウチの商会、砂糖、……甜菜から造る砂糖ってサトウキビ。つまりペニンスラの砂糖より上質、高級志向の貴族に売れるから、この国の王都ラ・ジャンブに御してる訳。四つの商隊が、交代で運んでるんだ。当然盗賊被害には合うけど、何故か、シアン、ウチの番頭ね。そのシアンの商隊の時が一番被害に会ってるんだ。偶然、と思った。でも―――」
大抵、盗賊は商隊を襲っても極力、人的被害は起こさないようにする物だ。だって、一々人を害していたら商隊はより大人数での護衛を編成するだろう。盗賊が、盗賊行為を行えないくらいに。
商人達も、死にたく無い。多少の商品、金銭的被害に会っても命さえ残っているなら、何時だって儲けは出せるのだ。
だから、高級品は更に高級になるのだが………。
では、番頭シアン時に何故、被害率が高いのか?
答えは至極簡単、借金を盗賊に襲われたように見せ掛け(盗賊と結託していた)、自分の資金を砂糖で補っていたと言うことだ。
「借金は、ビスタッシュ候の小飼の商会にしてたみたい。ちょっと知り合いのその商会で仕事している人が報せてくれた」
そう言うのを密偵とか、間者って言うんですよね?会頭。
「で、調べた結果、三年程前から被害が多くなっておりました。最初、男爵領の領民の人的被害、と言っても殺しでは無く、連れ去りの被害が殆どで、その初期は特に領民と言うより、男爵の使用人ばかりが連れ去られていました。家政婦、下女、直接的な雇用では無くとも男爵家に関わる女性合わせ、3~40名。領民を加えて50名。その他の王国民領民は十名に満たない被害です。
少なくとも、60人の連れ去り被害があるのに、この三年剰りリコフォニアの国民の被害が無かった。いえ、厳密に言えば行方知れずか盗賊に襲われたのか判断の付か無い事案はあります。ですが、頻繁に行き来しているプロンピエ商会から人的被害が無いと言うのが、ウチの組合に取っての懸案事項であったのは本当です」
「商業組合の把握していた資金の流れは、商会として、プロンピエ商会とビスタッシュ。プロンピエ商会とサヴァティエ領ないし男爵、と言う物は全くありませんでした」
「ところで、お訊きしたいのですが何故、私の家で、報告会だか相談会だか会議を行っていらっしゃるのでしょう?」
ここの家主であるところのリオンさんが喋った。
静かでしたわ。この方。でも、そうよね。こう言う話しは、軍の頓所でも出来ますのに。
「それについて、私が説明を」
「最初に説明って、私にでしょう?私、ここの家主、店主様です!」
「と言うのは、私の頓所は………」
おい!家主を蔑ろで語り初めですか!?と言う羊の嘆きを無視して、隊長さんが説明を続けます。
そう言えば、私、カレンデュリアもあまり関係が無いのでは?と思いますの。。。
「あの頓所は、城から差程近いと言う訳ではありませんが、おそらく他の国であれば、町の治安は警邏隊や自警団等の軍属以外の別組織が行うのでしょう?ですが、この国では王都軍の管轄なのです。町の治安も外部からの脅威も王宮での事案も軍に関係します。ですから、近衛の方々の出入りがあります」
軍は、平民であっても兵士になれるが、近衛はの騎士の殆どが、貴族の令息。
つまり、直接男爵と関わりが無くても、その寄り親に関係する貴族の者が居る可能性がある。
今回は、男爵の借金問題ではあるのだが、それに託付いて甘い汁を吸った者も居た可能性は、否定出来無い。
だから、頓所では話しが出来る訳が無い。では、冒険者組合や商業組合では?頓所と同様、それ以上に有象無象の多い場所であると言う。
それが、個人商店が最適だった理由。と言う訳だってさ!
「ところで、あの子は何処かしら?」
「ああ、お嬢ちゃん。ステフィーヌちゃんなら、王宮で、保護しているよ。お姉さんと一緒で安心だろうし、それにお姉さんのお友達の家だからね」
え?お城がお友達の家って?じゃあ、お友達のお父様って言うのは――――――――
「王太子殿下の娘さんがお友達。勿論、
内緒でお願いお嬢ちゃん」
と言うことだそうな。「尤も、公然の秘密ってヤツさ!」隊長さん片目を瞑って仰いました。
「そんなことより、お腹空いたよ?僕」
プロンピエ商会会頭の提案で、狭い羊宅の居間で遅い夕食を頂きました。
勿論、家主リオンさんがお料理を用意したのです。
◇◇◇
私がラ・ジャンブの冒険者組合で、生まれたばかりのカレンデュットを抱くリュシオラさんに愚痴を語っていた頃。プロンピエ商会若旦那アランに放逐された男三人はどうしているのでしょう?
俺は、ロック。
パーティー『青い咆哮』のリーダー。仲間のエドとマチアスは俺より年下。数ヶ月だけど、……年上の俺がヤツ等を引っ張って行くのだ!――――同級生なんだよ。。。
アランさん達の商隊を訳あって離れ、「捨てられたんだぜ?俺等……」……うるさいマチアス!今は、別の商隊に雇われ、「拾われ。同行が許された。が正解」……黙れエド。一路、リコフォニアの王都ウィスペルへと向かっている。
「意外、早く帰れそうだ。なあ、ロック」
「ああ、戻るんだ……」
俺等を拾っ……、同行している商隊は偶然にも、プロンピエ商会の商隊であった。
この商隊の護衛は、三人だけであった。しかし、俺等三人が加わって六人になったのだ!感謝しろよ!?
「あんた達、あの優しいお嬢様に見放されたんだろ?よっぽどだなあー!」
と、カラカラと笑う男。こいつ、フラルゴ。俺より五歳も年下の癖に生意気だ!
こいつのパーティー『狐の竿』ってんだぜ?ダッセーでやんの!
こいつの仲間、オスカーとギャスバルは二十歳、この餓鬼共に俺は言ってやった。
「俺達って、もう直ぐ青級になる赤級冒険者なんだぜ!まあ、なんかあったら、頼ってくれても構わねーから!」
そう言う自慢は墓穴掘るよねー。ホントだよな。とか、言ってるエドとマチアス。
おまえ等、バカだぜ?俺の方が、冒険者としての経験も実力も上―――――――――。
「名前、ロックとか言いましたっけ?」
「そう、言ってたよ。オスカー。この人達って、ねーさん口説いてたヤツじゃね?」
「おい!母さんだって、言ってんじゃんギャシー!」
「おまえに取って母親でも、俺に取ってはねーさんなの!」
口説く?や、俺口説いたのって、カレンちゃんじゃん。。。
「毎度毎度、言うのメンドいんだが、………ロック、おまえが会う度、口説いてたのアラハさんだろうが」
そう、だったか?エドさん。。。
「おっまえ、気持ち悪いーな。俺の母さんに言い寄ってたの?うっへえええーー。うわっ、寒イボ立ったわあー!キモッ!」
俺は、ロック。赤級冒険者だ。
一緒になったフラルゴ・ルナールは、白竜の窖亭のアラハさんの息子さん。今18歳の二男さんでした。
因みに、等級は、銀。だそうです。
他のお二人。オスカーさんギャスバルさんは、青と言うことでした。。。
さあ、今日も頑張りましょう!!!




