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わなびもり  作者: 世々チーク
エピローグ
24/24

彼女と山

心咲——


最初に会ったときは、同じクラスだったことさえ覚えてなかったってのに、今ではおまえのことが忘れられねぇよ。


あれで良かったと思うか?

植物になりたいって言ってたのに植物人間になっちまって、そのまま......なかなか笑えないよな。

俺にはおまえがなんて答えるかなんてわからないけど

おまえが嫌じゃなきゃいいと思ってる。


毎日ってほどじゃないけど、今でも山行ってるよ。

おまえがいないのが、なんというか......寂しいな。

もしかしておまえのことだからずーっとここにいるのか?

もし俺がここに来た時にいるんだったら、教えて欲しい。話すことはできないけどな。




風が強く吹いたことで、日が傾いていることに気づいた。

もう夕方か......

いつもなら心咲に起こされていた頃だ。

ずっとここにいてもいいと思うが、明日は平日だ。

学校に行かねばならない。


「また来るからな」

そう別れを告げた。

最後まで読んでくださってありがとうございます!

感想、評価お待ちしております。

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