誰に話してるかって?……読者様に決まってるだろう!
◦主人公の容姿◦
・サラサラの真っ黒ショートヘア
・瞳の色は透き通った黒
・顔は普通。二重
後は想像にお任せします(*^-^*)
《聖アリア学園》
この学園には初等部から高等部までがあり、
そして、2つのクラスに分けられる。
“お金持ちクラス”と“普通クラス“
そんな学園に通うあたしは、齋藤 優輝。今年で普通クラスの高等部2年になる。奨学生なので、成績は常に学年トップでなくてはいけない。また面倒な事に、学年委員と言うかなり忙しい仕事も任されて、1年の頃は苦労したものだ。
「おーい(°(♢)°)バカ優輝!誰に向かって話しとるん?遂に脳味噌ヤラレテしもたん?」
コイツは、仕方なくあたしが親友になってやった、関西人の高橋 真衣だ。
「聞こえてるんやけど( ̄△ ̄)」
「あれ…聞こえてた?」
「おん」
「……テヘペロ☆彡」
「テヘペロ☆彡じゃないわっ!!!」
「真衣ちゃん顔が悪……恐いよ~!!」
「いっぺんタヒねぇぇええええ!!!!!」
そんなこんなで、今日も1日が始まるワケです(^◇^;)
ちょうど4時限目が終わった頃、真衣と席で他愛もない会話をしていると、あたしのもとにある人物が現れた。
「齋藤 優輝はいるかっ?!」
「いません」
「即答かいっ!!」
真顔で即答したあたしにツッコミを入れる真衣。右手は相変わらずのキレだ。
「tkお金持ちクラスの人が、あたしに何の用ですか?」
「自分でばらしおったわ……(-_- )」
いちいち五月蝿いツッコミだが、放っておくことにしよう。
「普通クラスだからって、冷やかしはまっぴらごめんですよ」
あたしは冷めた目をしながら、唾を吐きそうになるのを我慢して言った。