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ポテチ秘話

いきなりタイトルが長めで恐縮ではありますが。

小学校低学年くらいまでサンタクロースは実在するし、マイママンは正義って信じてた。もちろん彼女が今でも自分にとって、かけがえのない存在であることに間違いはないけどね。


ただ割と常に大真面目に珍行動を巻き起こしちゃうマイママン。

おや?こいつはおかしいぞ??と感じたことも多々ありまして。何なら珍事件簿は日々ひとつずつ更新されていく勢いだったりしたのですが、、


そんなわけで今回ふと記憶の底からよみがえったポテチの話でも少々。


それはまだ実家で暮らしていた頃。

ある日テーブルの上、スーパーの透明ビニールに押し込まれた状態の新品未開封ポテチを発見。


「何でビニールに入れてるの?」


素朴な疑問をぶつけると、、


「ビニールに入れた方が、いつでもパリパリした新鮮なポテチが楽しめる!」


自信満々ドヤ顔で言い切ったママン。


「ポテチは袋に入ってるから開けない限り湿気たりしないよ」


「でもビニールに入れた方が中身のポテチも守られて、ずっとパリパリしてるでしょ。食べるならパリパリしてる方がいいに決まってるじゃない」


しきりにパリパリを連発して、一歩も譲ろうとしない上に最終的には、


「もう、いい!あんたって本当に話にならないんだから!」


得意技のキレ芸。

私に言わせれば話にならないのはママンの方だと思ったんだけど。

彼女との毎日を通じて世の中には十人十色の考え方があり、他者の言葉に一切耳を傾けない人類が存在することを早々に知った私です。人生とは学び。


そしてポテチの一件は時々スーパーのお菓子コーナーで思い出しては地味にじわじわきてる。それにしてもママンは何ゆえビニールに入れようと思いついたんだろ?って。それまで普通に買ってきてたのに。

とはいえ、あの日ケンカしながらも数分後には何事もなかったように仲良くテレビ観賞しながら、一袋のポテチを分け合い食べたことも報告しておきます。美味しかったなー、あの時のコンソメパンチ。


ついでに思い出したけど、


「サンタクロースなんているわけないじゃない!プレゼントは私が買ってあげてるの!」


ある年に突然暴露された時の青天の霹靂レベルのショックもさることながら。

その前年までめっちゃ率先してサンタクロース実在説を打ち出し盛り上がってたのに、いきなり急にどうしたんだろうって未だ不思議。

わざわざ今になって、それを確認しようとはしないけど。

何が災いをもたらすか分からない昨今。わざわざ薮を突ついて蛇を誘い出す必要はないからね!

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