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私もね
そして、石になって粉々になってから三日後、三分の二の神様は、天界の床で目を覚ました。
「ああっ、気が付いて良かった」そう言って、天使たちが嬉しそうに顔を見合わせる。
「私たち、皆で、三分の二の神様の粉を集めたんです」リーダーの天使が言った。
「どうして、私が粉々になったことを知ったんだい?」三分の二の神様は、不思議で聞く。
「私たちが、これまで仕事を一緒にしてきたのは、三分の二の神様だからです」と、リーダーは答える。
「君たち…」
リーダーは、「私たちは、今回、三分の一の神様に凄く酷いことをされたのを知りましたけど。
それ以外は平等な目を持っていて、お優しかったですし。何より、仕事に妥協を見出ださない素晴らしい精神をお持ちなのを皆、知っています。」
そこに、誰かが声を出した。「私もね」
「き、君は…」
そこには、三分の一の神様がいた。
続く
天使たちだけでなく、三分の一の神様も三分の二の神様を助けたのだった。




