私は、嫌いにならないよ
天子ちゃんと三分の二の神様は、クルージングが終わって、港で釣りをしている。
三分の二の神様は、神だから頑張ったら、めちゃくちゃ釣れるのだが。ある程度、落ち着いて過ごしていたいので、記憶であまり釣れない人を思い出して、それと似せている。
それを天子ちゃんが見て、「そういえば、ユーフォーキャッチャーでも、そういうことしてましたね。光…」
天子ちゃんは、キツい目付きになっている三分の二の神様を見て、ビクッとしたが、また、催眠をかけられた。
「釣り、やめよっか」と、三分の二の神様は言い、しばらく歩いたとこにある後ろに海がある崖の近くの木にもたれかかって座った。お互い、寄りかかっている。
「天子ちゃん」
「光。何?」天子ちゃんは、不思議そうに聞く。
「これから、私は神なのに。たくさん天使や、自分や、神の神様に怒られると思う」
「えーーっ。光は、そんな怒られるようなことしないでしょ」と、天子ちゃんは笑って言う。
「ハハッ。そうでありたいけど、怒られるんだ」三分の二の神様は淋しくなって、天子ちゃんの唇にチューーッとキスをした。
天子ちゃんは、優しく神の頭をなでた。
「ヨシッ、ヨシッ」
そして、そこまで大きくない胸に、神を招き入れた。
「光が怒られたって、これまでの光を知っているから。たとえ、どんなことを目にしても、嫌いにならないよ」
「天子ちゃん…」神は、優しい言葉に嬉しさで興奮して、天子ちゃんにキスをしまくった。
こんな、恥ずかしい姿になるのも、余程、どうすればいいのか分からない状態が結構続いて、凄く不安だったから、仕方がないのだろう。
続く
凄く、安心したんだね。




