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君に、それをあげるよ
神様は、うっかり景品を取ってしまったのだった。
「天子ちゃん、うっかり取ってしまったよ。はい、コレ」
それは、サメとカニが混ざった生き物の人形だった。
「絶妙に、可愛くはないですね。気持ち悪いとまではいかないですけど」
天子ちゃんは、上手くほとんど無限収納のカバンに人形を入れた。
すると、二十代女性の平均体型の天子ちゃんが抱えるぐらいの人形が、あっという間にそれなりに小さいカバンの中に入ってしまった。
「天子ちゃんに、それをあげるよ」神様が、様子を見るような笑顔で言った。
続く
人形をもらった天子ちゃんは、どんな反応を示すのかな?




