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お風呂の時間

 天子ちゃんは、身体と頭を洗って、天使の力で髪をゴムのように纏めた。

 三分の二の神様は、神の力を使ったのか、洗うのが早く、もう湯に浸かっている。長い神は、空間に黒い穴を開けて、髪をそこに吸いこませている。


「天子ちゃん。髪を、この黒い穴に吸いこますことによって、力を高めているんだよ。神の髪の毛は、強い力が宿っているからね。それに、瞬間で乾くし」

 天子ちゃんは、三分の二の神様を見つめながら、露天風呂に入った。見つめていると、天子ちゃんは、クラックラッしてきた。立っていられなくなって、天子ちゃんは、三分の二の神様の胸に飛びこむ形となった。

「フフッ。天子ちゃん、積極的だね」

「あっ、光、ごめんなさい」

「いいんだよ。天子ちゃんは、可愛いね」などと、三分の二の神様は言ってはいるが、催眠でそうさせたのだ。

「クラクラッして、動けない」天子ちゃんは、申し訳なさそうに話した。

「いいんだよ。こうしてれば…」そう話して、三分の二の神様は、天子ちゃんの胸を片方もむ。

天子ちゃんは、「ああっ、光、やめて」

「こっちの方が、いいのかな」そう言って、三分の二の神様は、反対の胸を弄び始めた。

 やはり、この声は、人間には聞こえないようにしている。

「光…。苦しい、いじめないで」と、天子ちゃんは切なそうに言った。

 つまり、どういうことかと説明をすれば、温泉宿でこういうことをされるのが天子ちゃんの肌には、合わないことなのだ。

 もむのをやめ、天子ちゃんの肩に、三分の二の神様は頭を乗せる。

「あああっ、こういった時間が、ずっと続けばいいのにな」と、三分の二の神様は、苦しそうに声を出した。



            続く

天子ちゃんの催眠は、まだ解けなさそうではあるけど。こうやって三分の二の神様の好きに出来る時間は、もう、あんまりないってことなのかな??

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