61/123
聖なる光
「だけど、女神様の櫛から私をつくったなら、神様と愛し合える関係にならないってことも、ありそうですけどね」と、天子ちゃんは素直に感想を言った。
「私は、愛する存在がほしかった。だから、天子ちゃんの親たちの間に天子ちゃんが出来た時、妊娠しているお腹に櫛と私のイメージから出来た聖なる光を当てた。
その子が大きくなったら、縁が出来たらいいなと思ってな」
「ええっ!!?神様。櫛と神様のイメージの光を当てたって…。そんなこと、勝手にしたんですか?何か、ちょっと嫌な感じが…」
「違う。君の親には念で、きちんと理由を説明して許可をもらったんだ。すると、君の親は、『私たちの子が、そうなるのは運命な気がします』と、そう答えてくれたんだ」
続く
神様の愛していた心が回り回って、天子ちゃんの親を納得させる気持ちに繋がっているのかもしれない。




