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天子ちゃん、神様を連れて行くのに心配になる
ゲームセンターは、池から十五キロ先だった。
「ほんのちょっとだけあるっていうのなら、七キロ程であるみたいなんですけど、しっかりある方がいいですよね?」
「そうだね」と、神様が答える。
という訳で、十五キロ歩くことになった。
天子ちゃんは、思う。
〈神様は、どうやって遊ぶんだろう。神の力を使えば、何でもパーフェクト。それって、楽しくはないんじゃないかな…。誘っといてなんだけど、楽しんでもらえるか不安になってきた〉
途中で、時間が掛かるので、バスに乗ることになった。十一キロ程、バスに乗る。その後、少し歩いてゲームセンターにやって来た。
「天子ちゃん。まずは、何をすればいいのかな?」
「そうですね、やっぱ、ユーフォーキャッチャーがいいんじゃないでしょうか」
天子ちゃんはそう答えたが、大丈夫かなと思った。
〈神様、ユーフォーキャッチャーでただ景品を取るだけになるんじゃ…〉
お金を入れる。
天子ちゃんが「ボタンを押して、このキャッチャーする機械で、景品を掴み取って、出口の筒に入れたらいいんです」
続く
神様は、楽しめるのだろうか?




