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おしいっ!
「それで、私は好きだと言った。付き合いたいと。
すると、その子が『分からないからデートをして、相性を確かめよう』と言ったから、しばらく二人でデートをして過ごしたりした。
でも、結果、その子は首を横に振ったんだ。受け入れられないと。
『私は、あなたのような正確な人と一緒にいたら、息が詰まってしまう。だから、無理』と。だけど、『あなたは、いい人だから、最後に中学の修学旅行で買った、二年間使ったこの木で出来た櫛を思いでの記念品としてあげるので。いらなければ捨てても、持っていてもくれても構わないから。もし、私が相性良く生まれ変わったらあなたと結ばれることが出来たらいいのにぐらいは、思ったんだよ』と、言ってくれた」と、頬を緩ませて、神様は話した。
続く
結構、神様にとって、いい思い出なんだね。




