表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/123

神様の傷

〈そうだよね。今までだって、ふと神様を信じても大丈夫なのかなって少しだけ不安になりそうな時あったけど。自分の知っている神様は、そんな悪い嫌な性格だったかって思い出して否定してきたんだから。

 私は、神様の心を傷付けたかもしれない〉天子ちゃんは、思った。


「神様。ごめんなさい。

 何だか、神様のせいで戦争が起きたかのような、嫌な言い方をしてしまったように感じていたら申し訳ないので」

「天子ちゃん、大丈夫だよ。私は、もっと嫌な言い方を人間からされたことがある。『戦争が起きたのは、お前のせいだ』ってね」

「酷い…」

「ねっ。酷いね。でも、人は時々悪いことを、神のせいと言って。自分の心に優しい、何もない時間が必要な時があるから仕方がないよ」

〈もしかしたら、二千年以上前に、こういうことを言う人間がいたから神様は、人とコミュニケーションをとるのをしなくなったのだろうか?〉と、天子ちゃんは考えていた。



             続く

事実じゃなくても、言葉のトゲは心を傷付ける。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ