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天子ちゃんが、子供の天使だった頃
百八十年前だと、天子ちゃんは見かけが八歳ぐらいの時だ。その頃は、まだ仕事ではなく、天使の学校で勉強をしていた。少し、親の天使の手伝いをするぐらいはしていただろうけど。
神様に、人間の男の子の宝物を見せに行くという手伝いをした。その男の子は家で飼っている、病気の老犬を治したいので、大好きなおもちゃを神様に捧げると、家の出口の側に置いていたのだ。
それを、夜、天子ちゃんの親は持ってきて、そして神様のところまで持って行くように、天子ちゃんに言った。
それは木で出来たコマを紐で回すタイプの物だった。結構丁寧に作られていて、鮮やかに赤と緑で色を塗っていた。正に、宝物になるには、ぴったりの物だった。
続く
天子ちゃんが持って行ったコマを見て、神様はどんな反応をするんだろう?




