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十回、失敗してみよう
「取れるまで、やります!」
「いいね。天子ちゃん。神の力があったら、そんな風には燃え上がれない」
「じゃあ、取り敢えず十回、好きに失敗してみよう。そうすれば、何が出来ないか分かるだろ?」
「はい!」
一回目、天子ちゃんは、全然取れない。三回目。左右の耳の色、違う犬の人形が浮いた!ただ、キャッチが弱くて、直ぐに落ちる。
「狙いは、悪くないぞ」神様は頷きながら、言う。
天子ちゃんも、ニッと笑った。少し、自信をもてたようだ。
結局、八回目で天子ちゃんは、人形をゲットした。
「段々、上手くなってったもんね」神様は、少し分析する感じで、話す。
「八回じゃ、そんなに優秀じゃないでしょうけど…」
「天子ちゃん、頑張ったね。楽しかったね!」神様は、ウインクして、言った。
天子ちゃんは、嬉しくなって「はい!!」
続く
誰だって、やり方と気持ちしだいで楽しめるんだよね!




