天子ちゃん、何故か突然、意識をする
「天子ちゃん。それで、まずは何処に行ったらいいかな?」
天子ちゃんは、何故か照れてしまった。
〈神様って、考えてみると、かなり、顔が格好いいよね。それとも、私が神様の力の影響を受けて生まれた存在だからかな。
もし、春に咲く花があって、その花が春の暖かさの存在を見ることが出来たら、心がドキドキしたりするのかな。それって、愛と関係があるドキドキなのかな?〉と、天子ちゃんは、思ってしまった。それを、ごまかそうと、天子ちゃんは慌てて案を出した。
「い、い、池を…」
「んっ、池?」神様は、天子ちゃんの考えていることを読み取ろうかなと、思ったが、天子ちゃんから、それを読まれてしまったら『恥』オーラが出ていたので、読むまいと思った。
「あのですね。ここを二キロ程歩くと、綺麗に整えられた大きめの池があるんです。そして、そこには鯉がいるんです。その鯉を、神様と私で見たら楽しいだろうなって気が、するんです」
〈私たちがいるのは『ザッパ』という、一国だけで構成されている日本の北海道ぐらいの大きさの島国。
何故、この国の真上の空に位置する天界にいるのかは、そのうち考えることがあるんだろうな〉と、天子ちゃんは思った。
続く
天子ちゃんは、神様に恋をしているのか?登場しているキャラクターが、ドキドキしないと物語は、始まらない。さて、恋なのか?




