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神様、(旅をするのか)考える!
「神様!」
「何だ。若手天使の天子ちゃんか」
神様は、天使の気を読み取るように、開いた手を、天子ちゃんの方に向ける。それは、まるで手を鏡のようにしていると、作者は思う。
「天子ちゃん。
私に旅をしろと、神が旅をすればいいんじゃないかと君は、言うのかい?」
「神様、大体、同じ場所にいるじゃないですか。私は、気分転換に、色んな場所を移動した方がいいと思うのです」
「私、神は、常に世界のほとんど全てを見ているし、何処にでも現れることが出来る存在だよ。
だから、わざわざ歩いたり、乗り物などに乗らなくていいんだ」
「それでも、神様が動くことが、世の活性化に繋がると私は、思う訳です!」
「…そんなに言うなら、旅に出てみようか。
よしっ、三分の一神様」
神様は、三分の一の状態と三分のニの状態の神様に分かれた。
「三分のニがいれば、いなくても問題ないだろう。
天子ちゃん。神だけでは、楽しいのか分からないかもしれない。一緒に、来ておくれ」
「行きますよ。私には、神様の変化を見届けたい想いがあるんです」
かくして、神と天使の旅が始まった。きっと、旅は十日ぐらいあるんじゃないだろうか。
続く
神様の性格って、分からないよね。この旅で、見えてくるのかな?




